朝早くに庭の消毒に親方が来てくれました。
親方はいつも朝早い(7時)のですが、私もまだ身支度が万全ではないこともあるのです。仕事が休みで家にいるときには眉もかいてないから、今回も慌てました。こういう時もあるんだから、いつも朝起きたらすぐに身なりは整えていないといけないですね。💦
消毒だけなのでほんの5分位ですが、親方とおしゃべり。今年で80歳になるそうで「おめでとう」と言ったらめでたくないって。
私の中では80歳というだけで立派だし、何人も束ねて仕事もしていて素晴らしいと思います。傘寿だし、長寿には違いないから「おめでとう」だと思うけど。
親方は数年前に脊柱管狭窄症からの痺れで長く歩くことができなくなって手術をしました。その後は痛みもなくなって仕事に復帰、でも本来なら今は歩く時には杖を使わないといけないそうです。でも使っていない。カッコつけているわけではなく、仕事しにくいからだそうです。
個人宅の庭だと公園のように広いわけではないので、杖はかえって危ないと言ってました。とにかく転ぶのが一番良くないのでそれだけ気を付けているって。
まだまだ気力はあってバリバリ仕事したいんだそうですが、だんだん難しくなってきたと。
いつも側には弟子の、それも屈強な庭師の人がついているので心強いでしょうが、それでも油断せず大事にして欲しいです。
自分の体と相談して、自分の生き方に合う折りあいのつけ方って難しいですね。今何をしたいのか、どうしたいのかを考えて、何を選択するのかという問題。
いつか私にも目の前に迫る問題です。気持ちがあっても体が追いつかないってやっぱり悔しいことですね。
私も腰部脊柱管狭窄症ですが、これは自然には治らないので、これ以上悪化させない、あるいは悪化を少しでも遅らせるという意味でもストレッチは欠かせません。
脊柱管狭窄症に負けないように頑張ってます。諦めたらそこで終わりなので、自分で自分を応援しつつやってます。
自分が80歳になった時の事はまったく想像できないけど、やっぱりまだ自分で歩いていたいな。
親方は毎日仕事で忙しいという事でしたが、中にはもう歳だから庭木をなくしたいという要望もあるそうで、私も少し心が動きました。木の手入れにかなりの費用もかかっているし、先を考えると・・。
ただ草花とは違って木を抜いたり切ったりするのは罪悪感が半端ないんです。山茶花を3本伐採したことは正解だったと思ってはいるけれど、申し訳なさは今も残ってます。
大きな木=百日紅、椿、槙、梅、もみじ・・これらがなければ、後は自分で何とか手入れも可能だと思うんですよね。
庭の事も死ぬ前に考えておかなくてはいけない事の一つ。
もしうまい具合にポックリと逝くことができれば、残った人が家のことも庭の事もどうにかするんだろうけど、これやっぱり残された人にとっても難題。少しでも軽くしておきたいです。
今日はこんなこと考えてました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
気持ちよく体を動かしましょう。