ふくみみdiary

   一緒に楽しく

老いる心構え

しばらく暖かい日が続いたのでほっとしました。

今年はコタツを出したのですが、結局2回ほどしか使いませんでした。

床にペタッと座るのが私の股関節に良くないようだし、足先の冷えはアンカがあるのでそれで済んでました。

まだ寒い日もあるようですがコタツが部屋の真ん中にあるのが鬱陶しくて、使わないならしまうべきだなと思いました。コタツが出ていると掃除もしにくいから片付けることにしました。

タツの本体はそれほど重い物ではないのですが、天板がすっごく重いのです。出すときは姪が手伝ってくれたので楽だったのですが、一人で持ってみると・・重すぎる。

まずは買ったときに入っていた箱を持ってきて、天板、本体、足すべてを入れた後、箱が開いてしまわないように紐をかけました。

しかし重くてこの箱を立てるだけでも一苦労。納戸までズルズルと引っ張っていっても良かったのですが、楽に運べる方法はないかと考え「そうだ、キャリーカートがあるはず!」と思い出し、探して出してきました。

キャリーカートを広げてなんとかコタツの入った箱を載せましたが、正方形の箱のせいで狭い所をうまく運べない。途中であきらめて、結局箱をズルズルと引っ張って行きました。😓

まぁ、一人でできたから満足・・と思っていたら部品のネジを入れるのを忘れ、また納戸から引っ張り出し、紐をほどき・・全くやんなっちゃうなぁ、一度で仕事が終わらない。

気を取り直して、キャリーカートも仕舞わなくてはと畳もうとしたのですが、畳めない。あれ?どうやるんだっけ?

広げた時はそれほど難しくなかったので、しまうのも簡単にできるはず・・なんですが畳もうと思ってもビクともしないのです。

こういう些細なんことで本当に自分が嫌になっちゃいます。

じっくりカートを観察して・・どう見てもここを畳み込むんだろうと思いやってみますが動かないのです。

何度かやってみてダメだったので、ちょっと気を落ち着けるためにも休憩。

そして再度挑戦してみたら、無事に畳むことが出来ました。腕の力が足りなくて折り畳めなかったんだと思います。

タツ運ぶのに疲れた後だったので、もう力が残ってなかったのかも。

最近は瓶の蓋はもちろん、ペットボトルの蓋にも悪戦苦闘する時があり自分でもあきれてしまいます。

冷蔵庫のドアを開けるのも一度では開けられないこともあり本当にがっかりです。自分がこんなに非力になってしまうなんて想像していなかったし。

今まで平気に出来ていたことが出来ないのは老いのせい、じわじわと出来ないことが増えていきます。でも「老いた」という事を自覚することも大事な事のように思います。

「老いた」とある程度自覚し何事も慎重に思い込まずやること、場合によっては助けを借りることが怪我や事故などから自分を守ってくれるでしょう。心にも体にも無理のないようにやることが大切かなと思っています。

そういう私もまだ自分を老人とは思っていませんし、諦めていないことも多いです。行きたいところもあるし、あれこれ挑戦してみたい。まだまだ動けると思ってます。

老いを感じるとそれに立ち向かおうとしてしまう事もあるけれど、歳をとれば若い頃とは違うやり方があるはず。だからそろそろ違う段階に入るんだと考えていけば良いのかな。

老いに対する心構えも大切です。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。
焦らずにいきましょう。