ふくみみdiary

   一緒に楽しく

月に帰ったあの子を思い出す

今日はピーカンに晴れてます。
休みの日は家ではまるでリゾート地にでもいるような恰好でいるので、すぐに外に出られない。そのため食材を買いに行くのもわざわざ着替えなくてはならず億劫になってます。(^^;)

そしてもうすぐお盆ですね、時の経つのが早いです。私はお盆と言っても何も特別にすることはなく、仕事が休みというわけでもないので、いつもと同じスケジュールです。考えようによってはこれも生活のメリハリさに欠ける原因かも。

夕方になると時々水撒きのときに犬のお散歩のご近所のおじさんに会うことがあります。といってもいつも犬は抱っこしているんです。もう老犬だそうで、途中で座り込んじゃうと言っていました。なのでほとんどは抱っこでお散歩だそうです。

おじさんは「犬の散歩というより僕の散歩だからね」と笑っていらっしゃいました。毎日のことでしょうし、ワンちゃん抱っこしていたらそれこそ暑いでしょう、大変だろうなと思いました。愛情なくてはできないことですね。

今は日が傾いたからと言っても、アスファルトも暑いだろうしワンちゃんの散歩にも気を配らなくてはならないでしょう。私も庭に水を撒くときには道路にも撒きます。そうすると少し涼しくなると聞きましたし、ワンちゃんにも歩きやすいかなと思ってます。すぐ乾いちゃうんですけどね。

 

私はペットというとウサギを飼っていたことがあります。どうしてその子が我が家に来たかというのは結構複雑な事情があるのですが、それはともかく・・我が家に来たのは男の子。

急に思い立って飼う事を決めたので何の知識もない中、急いでゲージや餌を買いに行きました。ウサギはすぐに我が家に慣れて、最初は家の中で放し飼いのようにしていたので、思いっきり飛び回るようになりました。

ウサギってこんなにジャンプできるのかと驚きました。良くソファで昼寝していた父のお腹にジャンプしていたな。

まぁ、すばしっこくてなかなか捕まえられず手こずったこともあります。そして、かじってはいけないものをかじってよく母に叱られてましたね。猫の爪とぎではないですが、ウサギってなんでもかじってしまうのです。

人参は食べなかったんですよね。青梗菜が好きでおやつのドライパイナップルは大好物、大興奮で食べてました。そして、長寿と言っていいと思います、13歳で月に帰りました。

ウサギって普段は声を出すことがないのですが、死ぬ前に一度だけ声を出すと聞いていて、本当にその通りだったのでものすごく悲しくて辛かったです。母が亡くなってすぐ追うように逝ってしまったので、なおさらキツかったです。この子が亡くなって、この家に本当に私一人になりました。

死んでしまった時は、この子は我が家に来て幸せだっただろうかと考えました。友達も作ってあげられなかったしね。お盆が来ると父母よりもなぜかこの子を思い出しちゃいます。今はたくさんの仲間と楽しくやってるかな。

その後はもう生き物は飼わなくなりました。どうしても最後が辛くてやりきれなかったので。

それでも例えばおじさんに抱っこされているワンちゃんを見ると可愛いし、なでると目を合わせてくれるので私も癒されます。

猫でも犬でもウサギでも、今そばにいれば少し違う毎日になるはず。そう考えると、時々心が動きます。 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

ワンちゃん、足の裏やけどしないようにね。
では、また。