ふくみみdiary

   一緒に楽しく

甥っ子が来てくれた

週末は町会のお祭りでした。3年ぶりのお祭りですが、規模を少し縮小して行われました。

久しぶりのお祭りがどんな感じなのか興味もありましたし、各世帯に福引き券が配られているので私も少し涼しくなってから行ってみました。

思っていたよりもずっと多くの人が集まっていました。小学生や中学生の子供達がたくさん、この地域にこんなに若い人いたんだ・・浴衣姿の女の子もいっぱいでした。

我が家の周りは私も含めほとんどが高齢者、この日はたくさんの若い人をみてびっくりしちゃいました。すべて近所の人ではないのでしょうが、熱気を感じました。

とにかく予想以上の大混雑で福引きだけして、台所用の洗剤とスポンジのセットをもらって家に戻りました。

提灯をもった子供達や浴衣姿で粋なおじいちゃんも歩いていたりして、いつもとは違う風情が楽しかったです。

暑い中、役員の皆さんお疲れ様でした。

テレビを見ながらまったりしていたら、なんと甥っ子が遊びに来てくれました。町会のお祭り目当てではないけれど、子供たちを連れて実家(妹の家)に遊びに来たようです。

我が家には仏壇にお線香をあげたいと来てくれました。そして仕事のことや健康のこと、子供のこと、たくさん話してくれました。

後輩のお母さまがくも膜下出血で倒れられ一命はとりとめたけれど、よく笑うお母さんから表情がすっかりなくなってしまったという話を聞いたそう。

そんな風に突然思いもよらないことが起こって、日常が以前とは全く違うものになることもあると改めて思ったとき、一人暮らしの私を思い出したらしいのです。

ありがたいことです。

私は子供がいないので、妹の子供=甥と姪を生まれた時からずっと可愛がっていました。家も近かったので行き来も頻繁だったし、妹もずっと共稼ぎでしたから私と母で子供たちの面倒を見ることも多かったのです。

甥っ子も私にとても懐いてくれましたが、小学生くらいまではともかく男の子は大きくなるにつれてだんだん離れていきますね。そして社会人になって自立して、ますます会う機会はなくなりました。

そして今では家庭を持ち子供までいて・・。ずいぶん時が経ちました。

時々考えちゃうこと・・。

甥と姪ですから当然私の息子、娘ではないし、甥の子供は孫ではない・・私と妹は違う。そのことを思うと時々ちょっと、ほんのちょっとですが、ただ歳を重ねただけの私の人生っていったい何だったのかな?と思ってしまいます。

負い目とも思わないけれど、ちょっと気持ちが一段下がったりして・・。

でも甥っ子が今度は手土産でも持ってくるよと言ってくれて、私は幸せだと思いました。嫌がらずに寄ってくれるだけで本当にありがたいです。思い出してくれるだけでもうれしいことなんです。

姪に至ってはいろいろな所へ連れて行ってくれますから。

この先も変わらず仲良くしてくれるといいなと思ってます。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

水分補給忘れずに。
では、また。