ふくみみdiary

   一緒に楽しく

叔母の相談事は

叔母に誘われうな重を食べに行ったことは昨日記事にしました。

叔母ももう85歳、でもまだまだ元気で一人であちこち出歩くのが好きな人です。持ち歩いている手帳は予定でびっしり埋まってます。

今回は誘われたときに相談があると言われていました。私に相談なんて何?とちょっとドキドキしていたんです。

聞いてみると・・はっきりしない部分もあったのですが・・。

なんでも次男が転勤になるかもしれない、転勤の際は母親も連れていきますと申し出たんだそうです。つまり叔母は次男夫婦と共にどこか移り住むことになるかもしれないと。

どこに行くの?と聞くとまだ決まってないらしいのですが、三島とか京都とか候補があるようです。

私としては「へぇ~いいじゃない。楽しそう」なんて思ってしまったのですが、歌舞伎が好き、寄席が好きでなにより東京が好きな叔母にとっては悩ましい事のようです。

叔母は現在アパートに一人暮らしです。80歳近くになってから自宅を売ってアパート住まいになりました。実はこの時年齢のことがネックになって部屋を貸してくれるところがなかなか見つからず、ようやく今の所に落ち着いたわけです。

でも次男夫婦と共に引っ越すとなると今のアパートを引き払うことになります。新しい場所が終の棲家になれば問題ないのですが、次男の転勤は4年ほどだそうです。

4年後都内に戻って来た時には叔母の住むところはなく、また部屋を探さなければならない、でもすぐには見つからないだろう・・というのが今の心配なんだそうです。

そこで、戻ってきて住む場所が見つかるまで我が家に「居候してもいいかしら?」というのが相談でした。

もちろん私は何の問題もありませんから「どうぞどうぞ、ず~っといてもいいよ」と答えました。

でも、冷静に考えると今85歳の叔母、4年後はもうすぐ90歳という年齢なわけで・・一人でアパートを借りようと思っても無理なんじゃないかと思うのですが。

本人も「アパートというより老人ホームを探すことになるかな」と言ってましたが、まぁ、そうなる確率が高いかと。ただホームも探し始めてすぐに入れるところなどないんじゃないかと思われます。

次男夫婦としては今高齢の母親を引き取るという事だから、ずっと一緒にと思っていると思うんですけどね。叔母もそう思っても保険のようなものが欲しかったのかな。

そもそも一緒に引っ越す必要があるのかな?と私は思ってしまいました。今のアパートは長男夫婦の家と道を挟んだ向かいにありますから、安心だし便利そうです。

実は叔母は長男夫婦と同居していたことがあったのですが、思ったようにはいかず結局一人暮らしを選択したという経緯があります。

そんなこともあって今次男夫婦に誘われて一安心と思ったのか、いや逆に同じ轍を踏むことになるのではという不安があるのか・・。

ちょっとあれこれ想像しちゃいました。

ただ、よくよく聞くと転勤場所がどこになるかわからないという前に、まだ転勤も決定ではないようで・・おそらく叔母としては転勤なんかしないほうがいいと思っているんでしょう。

叔母が我が家に来ることはやぶさかではないけれど、来るとなれば少しは部屋を整えなくてはいけません。たとえ数週間でもね。

相談というのはこのことだったのですが、まだ何も決まったわけではないのでどうしようもないし、私もその時がきたら考えることにします。

本人も言っていたけれど、歳をとってから住む場所に悩むなんて大変です。

叔母の話も多少オブラートに包まれていたように感じたので私も口には出さなかったけれど、もし次男夫婦と同居することに一抹の不安があるなら、はなから我が家に来てもいいんですけどね。それも不安かな?

どうなることやら・・。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます

穏やかな一日を。
では、また。