7月に叔母と鰻を食べに行く約束をしました。
その時は叔母が歯の治療中ですぐにはいけないということで、無事に治療が終わったら行きましょうということにしていました。
そうしたらこのコロナ感染者数の大増加。
昨日叔母からどうする?と連絡がありましたが、何もこんな時にいかなくてもいいんじゃないかということになり延期としました。
鰻はやっぱり暑い時に食べたい気もしますが、年中食べられるわけですし・・もう少し涼しくなったらでもいいよねということに。
コロナもですがこの猛暑の中、きちんとした格好で都内に出かけるというのもシンドイ、叔母も80を超えているので無理は禁物です。
叔母も一人暮らし、毎日暑いので食料品の買い出しなども大変だろうと心配ですが、息子夫婦がそれほど遠くないところにいて時々来てくれると言っていたので大丈夫でしょう。
ともかく、鰻はもう少し先、今はおあずけです。
我が家で鰻を食べるのは父と私だけ。父は鰻が大好物でした。母も妹も苦手だったので、父は鰻を食べに行くときは必ず私を誘ってくれました。何度も一緒に鰻を食べました。
そんな父は癌で亡くなりました。胃腸も心臓も丈夫な人だったので、まさか癌になるなんて思ってもいませんでした。
慶応義塾大学病院で治療をしていたのですが、当時も最上階にレストランがあって(東京會舘だったような気がしますが・・)メニューにうな重がありました。
月に一度病院へ行くと必ずうな重を食べて帰りました。それが楽しみで病院へ行っていたようなものです。
だんだんとたくさんは食べられなくなって、全部食べきることが出来なくなってきました。
一度こっそり係の方にご飯を少なくしてください、とお願いしたところ覚えてくれて次からは何も言わなくても少なくしてくれていたようです。父は食べ切れたことで体もまだ大丈夫と思っていたようです。
本当にあのレストランにはお世話になりました。何回行っただろう?
うな重を食べると父のことを思い出します。嬉しそうに食べる顔も思い出す。うな重のおかげでたくさんの時間を父を一緒に過ごしました。
病院の入り口を出たすぐのところにスタバーもあって、父が好きだったのはココアやチョコ系の飲み物・・甘いものも好きだった。
結局は食いしん坊だったということですね。そう言えばデパ地下に行くとあれもこれも買おうとして大変だった・・(^_^;)
懐かしい思い出です。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
明日は今日より良い1日に。
では、また。