ふくみみdiary

   一緒に楽しく

ご近所へお線香をあげに

昨日は冷房を少し我慢して過ごしましたが、私は今日も元気です。(^o^)

昨夜は寝室の窓を開けておくのを忘れて、室温が34度になっていました。こんなこと初めて!びっくりしました。

私の子供の頃の暑さとはやっぱり違うと感じるので、この先10年後がどうなっちゃうのか怖いです。

ご近所の98歳のおばあちゃんが亡くなりました。息子さん夫婦が何年か前に戻っていらっしゃって同居して介護をされ、ご自宅で亡くなったそうです。

もうご自身では歩けなかったし、ここ数年はほとんどベッドの上での生活だったそうですが、大往生ですね。ご立派です。

亡くなられたことは町会の回覧版で知りました。お葬式はお身内だけでという事でした。

お葬式から10日ほど経ったのでお線香だけ上げに伺いました。これもご迷惑かとちょっと迷いましたが、古くからのお宅でおそらく母と同い年、母が亡くなった時にお花を届けてくださって、たしか一緒にPTAの仕事をしたと仰っていました。

そんなお付き合いもあったので、お電話で伺いたい旨を伝えたところ喜んでくださいまして・・。息子さんは私より2つ先輩ですが、知らない間柄ではないのです。

几帳面なおばあちゃんで家の中もしっかり整理されていたそうです。息子さんのお話では、最後は施設や病院にお願いすることも考えたそうですが、体は弱ったけれど認知症でもなく病気でもなかったので、同居して自宅でお世話をすることにしたそうです。奥様も賛成なさってくれたとか。

同じ屋根の下に誰かいるといないとでは大違いです。おばあちゃんもさぞかし安心されただろうと思います。幸せだったでしょう。

そばにいて笑顔で声をかけ、手を握り、足をさすって・・そういうことは想像以上に安心と心強さを生むものです。

寝たきりになったおばあちゃんが心穏やかだっただろうと思うと、これこそ本当の親孝行だなと思いました。

これからここに引き続き住まわれるのか尋ねると、母の作った庭を守りたい気もするのでそうしようかと思っていると言ってました。庭の木は確かモクレンだったかな。

息子さんと昔話をして、お悔やみに行ったのになんだか私は楽しい思いをして帰ってきました。

おばあちゃん、私の母を見つけてくれたかな。

私の父と母は病院で亡くなりました。

父はガンでしたが自宅で残りの人生を過ごしたいと思っていたと思います。でもその頃は往診をしてくださる先生もいらっしゃらず、どうしたらいいのか迷子状態でした。

それでも通院をしながら自宅で介護をして、最後の2週間だけ病院のお世話になりました。

こういう事には後悔がつきものですが、もう少しなにかできることがあったのではないかと今でも思います。

母は突然の脳出血であっという間に逝ってしまいました。病院に運んでそのまま亡くなりました。父の死と違って覚悟のようなものもなかったので、かなり精神的ダメージがありました。この時ももっと注意を払っていれば・・と後悔しました。

時々ふとした時にこの後悔が頭をもたげます。

後悔せずに生きるのは難しいです。でもその時全力投球していればあきらめもつく。

何も後悔せず生きている人もいないだろうけど、後悔していても生きることは続く。

やっぱり前向いて生きないと。

今日はこんなこと考えてました。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

暑さに負けるな。
では、また。