ふくみみdiary

   一緒に楽しく

韓国ドラマ「夕食、一緒に食べませんか?」感想〜ちょっぴり大人のラブコメ

「夕食、一緒に食べませんか?」 原題:저녁 같이 드실래요 2020年 MBC(ミニシリーズ)

★★★★☆

始めのうちはコメディが大げさすぎて気持ちが引いてしまったのですが、ラブストーリーが複雑になった中盤からは俄然面白く、最後まで毎回楽しく見ました。

それぞれ事情のある男女の大人のラブコメです。

ただ「食事による精神療法」や「ディナーメイト」という斬新な設定があったにも関わらず、結局は普通のラブストーリーでした。

当初は「深夜食堂」のようなヒーリングドラマのイメージも持っていたのですが、それとは程遠く焦点もはっきりせず残念な点もありました。

f:id:kodemarix:20220304102832j:plain

画像:MBC

キム・ヘギョンソン・スンホン)=人気の精神科医
ウ・ドヒ(ソ・ジヘ)=オンラインコンテンツPD
チョン・ジェヒョクイ・ジフン)=記者、ドヒの元カレ
チン・ノウル(ソン・ナウン)=フィットネストレーナー、ヘギョンの元カノ

患者と一緒に食事をすることで心を癒やし治療する精神科医のヘギョンは、プロポーズを期待していた恋人に振られてショックを受けるドヒと出会う。

ドヒの様子が気になったヘギョンは「夕食、一緒に食べませんか?」と声をかけ、二人は「ディナーメイト」となった。恋愛で傷つき新しい恋には臆病になっていた二人だが、いつしか惹かれ合うように。

そんな折、ドヒの前に元カレのジェヒョクが留学先から戻り突然に現れる。そしてヘギョンの前にも元カノのノウルがヨリを戻したいとやって来た。元カレ、元カノに振り回され二人の恋は・・。

韓国ドラマ「夕食、一緒に食べませんか?」 | 韓国・韓流ドラマ | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ)

以下少しネタバレあります。

f:id:kodemarix:20220307220646j:plain

実は私的評価の★を4つにするか3つにするかとても悩みました。途中挫折しそうにもなり、ストーリーの焦点もズレていて少しがっかりな部分もあったのですが、中盤からは毎回楽しみだったので、やはり4つにしました。

あまり深く考えずラブストーリーとして見れば楽しいドラマです。過去の恋愛で挫折も味わった二人の恋、大人の胸キュンシーンもたくさんありました。大人だからこそ戸惑い迷うこともありますね。ただ突っ走るだけの恋ではないところに共感出来ました。

原作は韓国で大ヒットしたweb漫画、この漫画ではたくさんの料理も登場するようでしたが、ドラマではあまり料理にスポットライトが当っていません。「ディナーメイト」という設定で新しい感覚のドラマだと期待していましたが、そうでもなく・・。

最初のドタバタがテンション高すぎで苦手、3話くらいでギブアップしそうでしたがイ・ジフン推しの私としてはココは我慢でした。😅

ドヒの元カレのジェヒョク(イ・ジフン)が出てきて面白くなってきて、それからは飽きることなく見ることが出来ました。

ただ、元カレのジェヒョク、元カノのノウルの登場でラブストーリー一色となり、食事をからめたロマンスとはならずただ単純な四角関係のドラマになってしまいました。

その上、ジェヒョクとノウルが目立ち肝心の主役の影が薄れてしまったように感じます。そう考えるとせっかくのソン・スンホンとソ・ジヘなのにと、もったいない感が強かったです。

イ・ジフン演じるジェヒョクがどんどん壊れていく姿が真に迫っていて辛かったですが、その演技は本当に素晴らしく目が離せませんでした。壊れ具合がほんとうに良かったです。父親との確執をもう少ししっかりと描いてもらえたら、ジェヒョクをもっと深く理解出来たのにと残念でした。

ヘギョン役のソン・スンホンはドラマではこういう軽い感じのものが好きなんでしょうか?私としてはもっと重厚で深い役で見てみたいのですが。最後までせっかくのソン・スンホンなのにと思わずにはいられませんでした。

最後は幸せな二人を描いていますが、この部分はもっと短く簡潔で良かったのではと思います。少しだるかったです。

大切な人と一緒に食事をすることにヒーリング効果があるという原作のテーマを考えると、原作ファンの方にはがっかりの作品だったのではと危惧します。

f:id:kodemarix:20220307220646j:plain

f:id:kodemarix:20220311111707j:plain

画像:donga.com

イ・ジフン(이지훈) 1988年10月29日生 京畿道南楊州市 184cm

デビュー作は2012年KBSの「ゆれながら咲く花(学校2013)」。
私は古装のイ・ジフンssiも大好きです。

イ・ジフンssiのインスタは  こちら

顔がちっちゃい!

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。
では、また。