ふくみみdiary

   一緒に楽しく

青山・川上庵とカフェ レ ジュ グルニエ

いつもより遅い時間、夕方から夜にかけての表参道を楽しんできました。

今までは暗くなると不安な気持ちにもなり、外出しても明るいうちに帰ってこようと考えていました。

でも一人暮らしで誰憚ることもない生活、自分さえ大丈夫なら帰りは深夜でも問題ないのです。

そう考えたらなんだか楽しくなりました。自分の時間がたくさんある、つまりは余生の時間がたっぷりあるように思えました。

夜型人間になるつもりはないですが、大げさですが人生の幅が広がったように感じました。

今回の表参道は大通りではなく1本、2本奥に入った通りを歩きました。キラキラしたネオンや車のライトの刺激もほとんどないのでリラックスできた良い時間でした。

さて、夕食は「青山・川上庵」、17時で予約していました。

川上庵と言えば、軽井沢へ行った折にやはり夕食で利用させてもらったお店、お酒と一品料理、そして蕎麦のお店です。軽井沢店は天井が高く開放的で雰囲気も良かったしお料理も美味しく、良い思い出として残っています。

しばらくして都内にもお店があると知り、いつか行きたいと思っていましたが、ようやく叶いました。

軽井沢店でもテラス席が印象的でしたが、青山・川上庵にもテラス席があって、1階のテラス席はペットOKだそうです。

店舗案内|青山 川上庵(蕎麦・そば)

今回注文したのは「新鮮野菜と鮮魚のカルパッチョ」「レンコンのエビはさみ揚げ」「豚の角煮」「クルミだれせいろ」です。ノンアルビールも飲んじゃいました。

カルパッチョの玉ねぎドレッシングが絶品なんですよ。野菜がたっぷり、新鮮でぷりぷりの魚も美味しかった。

レンコンのエビはさみ揚げは思っていたよりもボリュームがあって、食べ応えがありました。中身のエビの量がすごい、レンコンがホクホク。

豚の角煮は大根と煮卵(半分)入り。角煮は口の中に入れるとホロホロと崩れて美味しいのなんのって・・。

クルミだれは濃厚でコクがあってクリーミー。お蕎麦によく絡んで美味しかったです。胡麻だれはよくあるような気がしますが、クルミって珍しいのでは。

私たちは予約をしていたのですが、平日の早めの時間だったからか混雑はなく、予約なしのお客様もすぐに席をもらえていました。

この辺りは人通りもまばらで静かなのも嬉しいです。

食事の後も大通りには戻らず、細い道をぶらぶらしました。洋服やバッグのお店が多かったです。

食後の散歩の後は事前に調べておいたオシャレなカフェに向かいました。「カフェ レ ジュ グルニエ (Café Les Jeux Au Grenier )」です。

ひっそりと隠れ家的な感じのカフェでした。

 

大人の雰囲気が漂う店内ではセンスよい調度品に囲まれて美味しいコーヒーを楽しめます。1976年創業の老舗のカフェです。

窓際の席をいただけたので、少しずつ暮れていく外を眺めながら心地よい風も感じて身も心も休まる感じでした。

照明が抑えめなのも落ち着きます。静かに流れるジャズを聞きながらまったり、居心地がよくていつまでもいたかったです。

このお店で生まれたという「オレグラッセ」と「ガトーショコラ」をお願いしました。

オレグラッセはワイングラスに甘いミルクと苦いコーヒーがきっちりと二層になっている冷たい飲み物です。見た目からしてオシャレです。

口の中で甘さと苦さが絶妙に混ざり合って濃厚な味わい、いわゆるカフェオレとはやっぱり別物でした。思っていたよりも甘かったのですが、それがまたいいです。品格を感じるような飲み物でした。

ガトーショコラも濃厚で美味しかった~。小ぶりなカットですが丁度よい量です。

こちらのカフェはタバコもOKなので、愛煙家の方も安心ですね。

カフェを出るとすっかり夜、都会の夜はまだまだ賑やかでしょうが、私たちは家路につきました。

夜の表参道、南青山、とても素敵でした。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。