今週のお題「乗ったことがある動物」
若かりし頃インドへ旅行した時に乗ったのは「象」です。
こう見えても海外へは結構あちこち行っているのですが、インドは親友と突然に行くことにしました。
何故インドへ?
30年以上昔のことで覚えていないのですが、インドに興味があった彼女に誘われたような気がします。私も年を取ってからはなかなか行けないところだろうと思っていたから良いタイミングだったのかも。
インドは行った後すっごく嵌り何度も行きたいと思う人と逆に一度で十分と思う人とに分かれると聞いていましたが、私は後者でした。
インドは神秘的で魅力的、きっと私は嵌ってしまうだろうと思っていたので意外な結果でした。
ただ嫌いと言うわけではないです。でもひどくカルチャーショックを受けて、それまでの自分(生き方)を否定されたような気分にさせられました。
大都会はともかく、動物が人間のように普通にそこにいました。人間と動物の境はないようでした。それが何だかすごく不思議な感覚で。
食事は朝からカレー、私は好きなので何の問題もなかったです。ただ生野菜が食べたくて、屋台で売っている生の大根スティックに救われました。めちゃくちゃ美味しかったなぁ。
ガイドさんは不衛生だから食べないほうがいいと言ってましたが、大丈夫でした。もちろんちゃんとしてそうなお店を選びましたが・・。
話がそれちゃった。
ほんの数日間の滞在だったけれど、インドの持つ得体のしれないパワーのようなものに圧倒されてたじろいでしまったという感じでした。
あれからだいぶ経ちましたから私が訪れた場所も変わってるだろうな。
私達は北インドを観光しました。
デリー、アグラ、ジャイプール、カジュラホです。今写真を見ながら思い出すとどこもとてもきれいでした。
アグラのタージマハル、ジャイプールのアンベール城、カジュラホの寺院群。いろいろ思い出しますが、カジュラホの鮮やかなブーゲンビリアは今でも忘れられません。澄んだ青空の中でものすごくキレイでした。
「象」に乗ったのはアンベール城の観光の時でした。
ジャイプール郊外にあるアンベール城は今は世界遺産に登録されています。岩山に作られた城はアンベール王国の城塞でもあり宮殿でもありました。
外から見ると質実剛健で頑丈な要塞の印象ですが、内部はイスラム様式の影響を受け繊細かつ美しい作りになっています。
ここへは麓から急な坂を歩いて登らなくてはならないのですが、そこは楽ちんな「象タクシー」の登場。
古い写真であまりキレイではないですが、こんな風に横に座ります。悪い印象は残っていないので、乗り心地も良かったんだと思います。ゆっくり歩いてくれるので、酔いもしないし、怖さもなかった。帰りは歩きです。
他には・・私はエジプトでラクダに乗ったこともあります。エジプトも高齢になるとちょっと大変かなぁと思います、暑いし寒いし。
ラクダは安全に乗るにはちょっとコツがいります。
ラクダは最初足を折りたたんで(写真のように)いますが、立ち上がる時はまず前のめりになって後ろ足からよいしょという感じで立ちあがります。
乗っているときに何の用心もしていないと前に転がって落ちてしまいます。そのためラクダが立ち上がる時には思いっきり体をそらせておく必要があるんです。
もちろん最初にその説明は受けるのですが、いざその時になるときゃ~って感じでした。ラクダは結構揺れるし快適という感じではなかったな。
若い頃はいろいろやってみましたね、楽しい思い出です。写真を見ながら昔を思い出すってやっぱり楽しいものですね。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
海外旅行もいいですね。
では、また。