連休中のことですが、仕事場の近くで火事がありました。
なんだか変な匂いがするなぁと思ったら、火事だったんです。確かに視界も良くなかった。しばらくするとものすごい音量で消防車が勢いよく通り過ぎていきました。
そして仕事帰りに買い物のために遠回りしたら偶然に現場が判明。我が家からそれほど遠くないお家でした。
家の外壁が少し残っているだけで、中はすっかり燃えて真っ黒になっていました。怪我などされた方はいなかったようで不幸中の幸いでした。
怖いですね、火事って。なんにも無くなってしまう。火事のニュースは時々耳にしますが、映像とか写真ではなく現場を直に見てショックが大きかったです。
焼けて残った屋根も天井もない家の上に広がるのが真っ青な空で、その光景が目に焼き付いて離れません。
私は自分の家が火事になるなんてことは、なぜか全く思っていません。自分の家はたぶん大丈夫と思っています。根拠のない勝手な思い込みのようなものですが。
もちろん火の元には気をつけてはいます。でも気をつけていても・・ということもありますよね。火事の現場を見て怖くなりました。
これを機会に火災報知器を新しくしようかなと思いました。実は今の報知器はもうかなり経っているはず。
なんでも住宅用火災報知器の寿命は10年くらいなんだそうです。
今天井にある火災報知器は何時つけたんだろうと考えて、思い出した事件があります。
実は母が油を火にかけたまま忘れて我が家も火事になる寸前のことがありました。
2階にいた私が変な匂いに気づき降りていくと台所で火が上がっているのを発見。すぐにガスを止めて、濡らしたタオルだったか手ぬぐいで覆って火を消し止めました。
なんとか事なきを得ましたが、たぶん危機一髪だったろうと思います。もう少し気づくのが遅かったらと思うと怖かったです。
後であちこち点検すると台所の棚という棚の中はどこも煤で黒くなっていました。煙って怖いです。どこにでも入り込んでいて掃除が大変でした。棚の中のものは全て洗いました。
そしてほんのちょっとだったのですが、ガス台近くの棚の表面に焦げ跡が出来てました。これは掃除したからって消えるものではありません。
母としてはこの失敗が恥ずかしかっただろうし、かなり意気消沈していました。きっと自分の老いも感じたと思いますし、不安を感じたろうと思います。
母は毎日目に入ることになる焦げ跡が何より嫌だったんでしょうね。見れば自分の失敗を思い出しただろうし・・気持ちはわかります。
結局母はまるごとリフォームしました。思いっきりの良い人だったのでもう台所まるごとリフォーム。
スッキリするにはこれしかないですね。すっかり新しくなり、母の気持ちも少しは晴れたようでした。(. ❛ ᴗ ❛.)
火災報知器は確かこの時に付けたものですから、ゆうに20年は経過しています。これから私もうっかりが増えるだろうから、新しくするほうがいいですね。
試しに今ある報知器は音が出るか点検すると、鳴りましたが音が小さい感じ。また熱で反応するのか煙で反応するのか確認したかったのですが、説明書を捜しても見つかりませんでした。
早めに交換しよう思いました。
火災報知器はネットショップでみても2000円前後の物もあって、思っていたより高くないです。でも・・ちょっといいなぁと思った連動式というのは結構なお値段。
タイプもいろいろあってどれにしていいかわからないなぁ・・。とりあえず手頃な値段のものから選んでみます。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
備えあれば憂いなし。
では、また。