ふくみみdiary

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いなり寿司と巻物で助六寿司になる発想〜江戸の洒落

今日は良い天気になったので、仕事から帰って昨日洗濯し部屋干しになっていたものを外に出しました。

気温もかなり高いと感じましたが30度にはとどいていません。ちょっと暑いだけでこんなにシンドイなんて・・。

お彼岸を過ぎればだんだん涼しくなるでしょう。

ほんの少し暑いだけでさっぱりしたものが食べたいなとスーパーで「助六寿司」を買ってきました。

このスーパーではお寿司は魚屋さんが担当していて、握り寿司など大人気です。鉄火丼穴子丼など丼もあります。週末には家族で作って楽しめる手巻きずしセットも好評のようです。

でも私はなま物より稲荷寿司と太巻きが好きです。特にこの2つがセットになっている助六をよく買います。

いなり寿司と巻物がセットになったものを「助六寿司」と呼びますね。江戸時代中期からだそうです。

なぜ助六という名前がついたのか・・。歌舞伎の主人公の名前からきています。

助六由縁江戸桜 (すけろくゆかりえどざくら)」という江戸時代に大人気だった演目があります。このお話の主人公が助六です。

助六の恋人は吉原の花魁、名前を「揚巻(あげまき)」といいました。この揚巻の「揚」を油揚げを使った稲荷寿司、「巻」を巻き寿司で表し、名前は助六としたようです。この演目の人気にあやかろうとしてつけられた名前かもしれないです。

もう一つ・・助六はイケメンで紫の鉢巻をして登場します。この紫の鉢巻を海苔に見たて海苔巻きに恋人の揚巻を稲荷寿司になぞらえて、恋人同士を一緒に折に詰めたという説もあります。

歌舞伎「助六由縁江戸桜」のお話に興味のある方はこちらで

助六由縁江戸桜 | 歌舞伎演目案内 - Kabuki Play Guide -

そう言えば、お寿司屋さんでは独特の言い方がありますね。こういうのは何ていうのでしょうか?専門用語?

  • あがり
  • がり
  • むらさき
  • ひかりもの
  • かっぱ

若い頃はお寿司屋さんに食べに行くとこれらの専門用語?のおかげで、なんだかドキドキしました。知らないのも恥ずかしい気がするし「あがりください」なんて知った顔して言うのも恥ずかしい気がしました。

そんなことはともかく、今日は苦い緑茶と一緒に助六、美味しく食べました。でもちょっと干瓢が硬かったぞ・・。(笑)

そして、注文していた昆布水用の根昆布が届きました。

いままでは利尻昆布を使っていましたが、今回は真昆布にしてみました。

たまたまかもしれませんが、今までの利尻根昆布と比べると今回の根昆布は柔らかくてハサミも入れやすかったです。そして割と短時間でいい感じの昆布水になりました。朝コップ一杯飲むための昆布水ですが、お料理にも使えるので作っておくと便利です。

真昆布で作った昆布水のほうが飲みやすく感じました。真昆布の方が好み。

昆布水に含まれるカリウムは体内の塩分を排出してくれて高血圧予防になるようですし、免疫力の向上も期待出来るようです。

朝飲むのが効果的のようですが、いつでもいいので続けることですね。血圧がすごく下がったわけでもないけれど、飲んでいるからこの程度でおさまっているのかもしれません。

美味しいから続けられます。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

何事もうまくいきますように。
では、また。