昨日私は映画館へ行って映画を観てきました。😄
先日お話した夜遊びというのは実は映画鑑賞だったのです。
あの時は映画を観に行こう!と思ったとたんに焦ってしまって、夜(レイトショー)でもいいと思ったのですが無謀な考え・・結局、昨日の午前中に行ってきました。
お目当ての映画は中国映画「無名」です。
トニー・レオン(梁朝偉)とワン・イーボー(王一博)主演のスパイ映画です。
ほんの少し感想を話すと・・
前半は本当に辛くてキツかったです。あのような惨劇を改めて映像で表現されると身の置き所がなくなってきます。この感じで最後までいくのかなぁと心配になりました。
中盤辺りからスパイ活動に焦点が合い始めて少し落ち着いて観られました。誰が誰の側にいるのか、仲間なのか敵なのかわからないという緊迫感が続きました。
とにかく時系列が不明で複雑でどこが現在なのか分からくなったりしたのですが、不思議とわかりづらさは感じませんでした。最後に種明かしを見ているようで、展開の方法として面白いと思いました。
歴史の予習は全くしなかったのですが、良くお邪魔しているブロガーさんの感想を拝見していましたので、背景はぼんやりとわかっていました。
笛の音 (id:fuenone2020)さんの記事を読むと中国の文化や料理、漢詩の事が良くわかり勉強になります。
時代背景を考えると面白かったとは言い難いのですが、緊張感も重厚感もありましたし、アクションも真に迫っていて見応えのある作品でした。
ただ、スパイだからといってあそこまで芝居?をしなくてはいけないものなのか・・と疑問に思ったり、訳が分からない場面もありました。
トニー・レオン(梁朝偉)は安定感のある演技でこの世界に溶け込んでいました。女優ではジョウ・シュン(周迅)は美しく、出番が少ないにも関わらず存在感があったし、ジャン・シューイン(江疏影)も印象に残りました。
そして今回、私はまたしてもワン・イーボーに感心してしまいました。俳優はタバコも吸えないとね、髪型もきまってました!得体のしれない感じが出ていたし、時には凄みも感じて見入ってしまいました。
どうやら私も彼にすっかり嵌っているのかも・・薄々感づいていましたが。😅
今回の演技を見ていて、なんとなくオダギリ・ジョーさんがかぶって見えました。私、オダギリさんのファンです。ワン・イーボーのどこを見てそう感じるのかは自分でもはっきりしないのですが、なんか似てる・・と思いながら見ていました。
今後はもっとクセのある役にも挑戦して欲しいし、きっと素晴らしい役者になるに違いないと思っています。
私もエンディングの歌が頭の中から消えませんし、いろいろな意味で余韻も残る映画でした。
そして新たな発見、映画館で観ることで映画の面白さを実感しました。ドラマとは違う重みを感じたし、映画を観るということ自体が楽しかったし、思い切って行って良かったです。
充実感も感じて楽しい気分で映画館を後にしました。
映画の感想が長くなってしまいました。💦
昨日は舞浜駅前のイクスピアリという商業施設の中にある「シネマイクスピアリ」に行ってきました。映画館で映画を観るのは30年ぶり位です。
「無名」が上映されている映画館の中で行きやすい所、映画が終わった後も楽しめるところという視点で選びました。
舞浜はディズニーランドの最寄り駅。駅前はかなりの人出でしたが、映画館は空いてました。
チケットはシニア料金、ありがたいです。
劇場のシートは思いのほかフカフカで気持ちが良かった。30年前とは大違いですね。私を含めお客様は20名ほどでした。
以前ジェイ・チョウ(台湾のマルチなアーティスト)主演の映画を観た時、観客は私と女子高生の二人だけでこんなことって・・と思いましたが、ジェイを知っている女子高生がいることがうれしかったことを思い出しました。
そんなことはともかく、今回の「無名」は上映時間が2時間20分、こんなに長くじっと座っていられるのか不安でした。万が一のことを考えて、途中で立ち上がっても問題ないように一番後ろの席をもらいました。
そして映画館では音が大き過ぎるので耳栓を持って行きました。耳栓してもかなりの音量ですね。
水とのど飴、メガネ(乱視矯正)も持ちました。
こんな風にしっかりと準備をしたせいか?映画館で映画を観るという事を思っていた以上に楽しめました。自身もついたので、また劇場で映画を観たいです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
楽しいこと見つけましょう。