今年も皆様にはスターやブックマークをたくさんいただき、本当にありがとうございました。新しく読者登録をしてくださった方々にもお礼を申し上げます。
今年はブログ毎日更新&1000文字以上というルールを撤回し、時々休みを入れましたし、文字数が極端に少ない記事もありました。少し気が楽になったと同時に怠け癖も心配になってきました。😅
でも今年一年よく頑張りました。来年も気負わず続けようと思いますのでどうぞよろしく。
皆様も今年一年お疲れ様でした。良いお年をお迎えください。
さて、2025年最後の日に、読書を振り返ります。
今年2025年に読んだ本は148冊でした。あと2冊でキリの良い150冊だったのですが、いつもあと一歩及ばずの実に私らしい結果でした。🥴
148冊が多いとも思いませんが良く読んだなとも思います。1年に読んだ本を振り返って見ると「様々な作家さんの本を読む」という目標はまぁまぁ達成出来たのではないかなと思います。
学生の頃は好きな作家さんの本に偏り、読まず嫌いな事も多かったのです。読んでみなければわからないので、まずは先入観なしに読むべきですね。
そういうわけで、初めましての作家さんも多く、世の中で話題の若手作家の本も多く読みました。若い作家さんの言い回しに戸惑ったり、新しい感覚に感心したりもしました。
来年は何冊読めるかな?

今年の心に残っている作品、ベスト5を選んでみました。5冊を選ぶというハードルの高さにクラクラしました、自分が決めたことなのに。
順不同
- フラダン 古内一絵
読みながらあんなに笑ったのも久しぶりでした。笑い転げで頭の中がスッキリとして爽快でした。あんなに一生懸命に何かに打ち込める青春時代って素晴らしい。
壁にぶつかって悩んでいる時などに読むのに内容もボリュームもちょうど良いと思います。 - ようこそヒュナム洞書店へ ファン・ボルム
読むだけで心が洗われ整うような気がしました。最初から最後まで漂うゆったりした温かい空気感が心地よかったです。 - 百年の孤独 ガブリエル・ガルシア=マルケス
私がこの本を手にしたのは面白いとか難しいとかすでに大いに話題になっていた時でした。挑戦のつもりで読みましたので、内容云々よりも読み切れたという充実感、満足感が大きかったです。それでも今でも記憶に残っている場面もあり、その世界観にかなり衝撃を受けました。 - ストーンサークルの殺人 M.W.クレイヴン
ミステリーは好きで若い頃からよく読みました。でも年をとってあまりグロテスクなもの、怖いものは避けたくなってます。
久々に嵌まったシリーズ物のミステリーです。登場人物がすごく魅力的で、ストーリーもとても面白い。続けて2作目、3作目・・どの作品は外れなし、時間を忘れるほど面白い大満足の内容でした。 - 宙わたる教室 伊与原新
伊与原新さんは好きな作家さんです。何を読んでも面白く、何より新しい知識や興味を授けてくれます。「宙わたる教室」を読んで火星に興味を持ったし、それから私は宇宙、地球、恐竜、古生物・・今までは全く接点のなかった分野に結構のめり込んでしまいました。
一冊の本に出会って新しい世界の扉を開く楽しさを経験させてもらいました。
なんとか選んだ5冊、他にも記憶に残る作品は多々あります。本が持つ力を教わった「本を守ろうとする猫の話(夏川草介)」や衝撃的なトリックに震えた「世界でいちばん透き通った物語(杉井光)」、一気読みだった「かがみの孤城(辻村深月)」も忘れがたい作品です。
とても面白く読んだ作品が多かった反面、一般的に評価が高くても好きになれなかった作品もあって自分の感性を心配したことも。(笑)人それぞれでいいよね・・。
そんなこんなですが、来年も心に残る本にたくさん出会えるといいなと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。