「ユミの細胞たち」 유미의 세포들 2021 tvN
★★★★★
毎回とても楽しみに見ていました、面白かったです。もともとは人気のweb漫画だそうです。楽しく軽い内容で、話数も短いので見やすいです。
ラブストーリーとしての展開はごくごく普通なのですが、誰もが一度は経験したことがあるような事が描かれていて共感度がメチャクチャ高いです。
そして主人公の行動や感情を司どる細胞たちがものすごく可愛いアニメになっていて、実写とアニメのコラボというのが斬新でした。
この細胞達が立体的なアニメ(3D)で私は特に口の動きに関心してしまいました。アニメの口の動きと声優さん達のセリフのシンクロ度も完璧で素晴らしかったです。
一つ一つの細胞たちはキャラが際立っていて魅力的、このドラマを一風変わった味わいのある物にしていました。全ての細胞たちがご主人の絶対的な味方であることは頼もしく、その献身ぶりが愛おしかったです。
ドラマの半分はアニメで占められているのですが、実写も負けていません。キャストは皆本当に良かった。俳優の演技力、魅力も存分に発揮されていて完成度の高い仕上がりになっています。
ヒロインを演じたキム・ゴウンがとても可愛かったです。自然な演技で感情をうまく表現していました。表情も豊かですし、女優としての華もありドラマ全体に彩りを添えてました。
ユミのファッションもステキで女子力を刺激されます。OSTも良かった。
ラブコメではありますが、恋愛だけでなく仕事や生き方を問う内容になっているのも高評価に繋がりました。

キム・ユミ(キム・ゴウン)=大韓ククス財務部
ク・ウン(アン・ボヒョン)=アプリゲーム開発者
ソ・セイ(パク・ジヒョン)=ウンの同僚
チェ・ウギ(ミンホ:SHINee)=大韓ククス営業部
ユ・バビ/ボビー(ジニョン:GOT7)=大韓ククスマーケティング部
32歳のユミは7年付き合った恋人に振られてから恋の兆しもなく、退屈な一人暮らしをしている。
しかし会社の営業部で働く後輩のウギにユミの心はトキメキ始めていた。そんなウギにどこに住んでいるか尋ねられるとその理由が気になって仕方がない。
こんなユミの中では彼女の細胞達が忙しく動き回っている。しかし愛細胞だけは大失恋のせいで昏睡状態に陥っていた。
その愛細胞が突然に目を覚ます。ウギが車で家まで送ってくれるというのだ。ユミが急いで仕事を終わらせ行くと、車の中にはウギへの思いを隠さない同僚のルビもいてがっかり・・。
ある日運よくユミはウギと2人でお祭りに行くことになる。そこでウギに「先輩のことが気になって」と言われ舞い上がるが、実は「是非紹介したい人がいる」と・・。
ユミはその紹介を受け、ゲーム会社の代表ク・ウンと会うことにする。しかし当日のウンはビーチサンダルに髭面で・・。
以下ネタバレあります。
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前述したようにラブストーリーとしてはあまり目新しい展開はありません。付き合うようになって距離が縮まり、お互いを理解するようになり、蜜月があって、でも誤解やすれ違いもあり・・というよくある展開です。胸キュンもあまりなかったです。
でも退屈せず面白く見られたのは、1つはアニメの存在があります。
ボリューム的にもアニメのシーンはかなりあって、単純なストーリーの中にそれが溶け込んで自然と登場人物への理解をストレートに導いています。面白いアイデアだと思いました。あ〜今の気持ちはこうなんだなということがはっきりとわかり、見ている方もスッキリします。
この細胞たちが可愛くって、クスッと笑える場面もしんみりする場面もあり楽しませてもらいました。
そしてもう一つは演じている俳優たちの魅力と演技力があります。
若手中心ですが、どの俳優も自分が演じるキャラを100%理解し、忠実に表現してくれていたと思います。演技力あってこそですが、皆とても自然に表現できていて素晴らしかったです。
登場人物ではユミのライバルとも言える2人が印象的でした。
①ルビ=この人は悪気もなく天真爛漫ということなのでしょうが、こういう人は本人が気づいていない分ムカつきが増します。ここまでの極端キャラは実際にはそうはいないようにも思いましたが、前半は彼女の撹乱が物語を面白くしていたし、結局は憎めないキャラなのです。
でも・・ルビって振り返ると後ろにいそうな感じが怖かったな。😆
②セイ=この人は本当に嫌いだった。こういう人いるよねぇと見てました。彼女のウンへの思いがそうさせているのですが、仕草も目つきも気に入らない。
ユミがバシッと言ってくれてスカッとしました。これでウンとの関係がどうなるのか心配したけれど、実はウンもセイに対して鬱陶しくて鼻持ちならないという気持ちもあったようで決別できて良かった。
ただ仕事のことを考えるとね・・ウンもこれまでは仕事の事があったから表立って対立することは避けてたんでしょう。
でもセイをここまで嫌な女にしてくれた女優のパク・ジヒョンは素晴らしいなと思いました。きれいな女優さんだし、このドラマの中ではセイが一番印象に残っています。
そして最終話でもなんだかスッキリしない展開が続き嫌な予感がしましたが、まさかあんな終わり方とは・・。え〜!こんな別れで終わり?それも実に中途半端な感じ。
修羅場があるわけでもなく泣きわめくのでもなく・・こういう別れは後引きます。
私は実はウンをあまり好きになれませんでした。彼こそなんだか中途半端な気がして。セイへの対応とか、ユミが異動の相談をした時のリアクションとか、彼らしいところなんでしょうが、あまり相手を思っているとは思えなかった。
奥手?とか仕事の忙しさや不安があったのでしょうが、ユミへのまっすぐ気持ちが伝わってこなかった。不器用といえばそれまでだけど、ユミには合わないような気がしてました。相手の不安を拭ってこその恋人ではないか・・。
一方ボビーという途中参加のイケメン。このボビーがこのままの立ち位置で終わるのも納得できないなぁと思っていたら、このドラマには続きがあるようですね。どうやら2ではボビーが活躍するようです。
それでようやくホッとできましたし、楽しみができました。
でも私にシーズン2をみるチャンスがあるのか・・期待して待つしかないです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。