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韓国ドラマ「ペントハウス」感想〜②濃密なストーリーに緊張の連続

ペントハウス シーズン2」 펜트하우스  2021年 SBS

★★★★☆

シーズン1に比べると話数は少ないのですが、その分ギュッと詰まった濃い内容で緊張感に打ちのめされそうでした。1話目からかなり衝撃的なシーンの連続で目が離せません。

時が経ちそれぞれの立場が変わり、新たな問題が浮上し、そして新たな殺人事件も起こります。意外な真実の連続で、なんでもありと言ってもここまでとは・・。

見る者の予想を覆し、期待を裏切らないハイスピードの展開が続きます。でもあまりにも予想外のことばかりで信じられなかったり、つい笑ってしまうような部分もありました。

話数も短めなのでイッキ見おすすめです。

画像:SBS

オ・ユニ(ユジン)=不動産コンサルタントのシングルマザー
チョン・ソジンキム・ソヨン)=有名ソプラノ歌手、チョンア財団理事長の娘 
チュ・チュ・ダンテ(オム・ギジュン)=建設会社代表
ハ・ユンチョル(ユン・ジョンフン)=ソジンの元夫
チュ・ソクフンキム・ヨンデ)=ダンテの息子、芸術高校ピアノ科
ナ・エギョイ・ジア)=ダンテのパートナー、ソクフンとソッキョンの実母

離婚後ソジンと密会したユンチョルはダンテに気づかれて暴行を受け海に投げ捨てられた。

一方スリョン殺害容疑で逮捕されたダンテが家政婦を犯人に仕立てあげたことで、ユニの無罪も確定した。オ・ユニは娘のロナとともに韓国を離れる。

時が経ち、ダンテとソジンの婚約式にハ・ユンチョルが現れた。そして妻だと紹介したのはユニ、更に二人はヘラパレスに入居する。

苛立ちを隠せないソジンだったが、その頃喉の違和感に不安を覚え診察を受ける。致命的な声帯結節と診断され公演には代役を立て口パクで行うことにする。送られたデモテープを聞き、ソジンが代役に選んだソプラノ歌手は・・・。

韓国ドラマ「ペントハウス シリーズ1~3一挙放送!」|BS日テレ

以下ネタバレあります。

シーズン1と比べると子ども達同士の罵り合いやいじめなどもあまりなかったので嫌な気分にならずに見ることが出来ました。

思いがけない展開が続き驚かされますが、壮絶な復讐劇として面白く見ることが出来ました。やったら同じようにやり返すところが小気味よかったです。

これまでの悪事の決着が大方つきスッキリ出来ました。

ただ目的のためとは言え、くっついたり離れたりがこんなに自由自在に出来る神経に呆れてしまいました。更に死んだ人が実は死んでいないとか、何でもありとはわかっていますが反則のような気もします。まぁ、だからこそ面白いのですが。

それにしても最後までへこたれない人達で、そのパワーに感心します。反省のかけらもない様子はむしろあっぱれです。

それぞれきちんと法で裁かれたので満足しました。

ユンチョルは比較的普通に見えて期待していた分、がっかりというか怒りが大きかったです。でも自分はクズだとわかっているようで、ちょっと憎みきれない部分もありました。最後は頑張ってくれたけれど、シーズン3ではどうなるのでしょう。

まだ公になっていない犯罪もあり今後どういう形で真実が明らかになるのか楽しみです。

今回は可愛いソッキョンが見れて良かった。そしてこのシーズン2ではソクフンが活躍してくれました。今回の唯一の救いはソクフンでした。こんな大人たちの中で真っ当な心を保てていることが奇跡のように思います。この双子は父親から離れることが出来れば、幸せに生きられるでしょう。

全体を通してこんな事あり得ないと思いながらも、きちんとシーズン1の話の筋にそった納得のいく展開でした。しっかりと練られた脚本だからこそほころびもなく違和感もないのだと思います。

 

シーズン2の最後はこれまた衝撃的でした。
予想出来るだろう、ローガン・リー!でも・・・。

そして新たな謎の人物が気になります。

 

kodemarix.hatenablog.jp

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。
では、また。