ふくみみdiary

   一緒に楽しく

6年の歳月が嘘のよう

久しぶりに大学の頃からの友達に会いました。親友です。

かれこれ6年ぶりです。途中コロナがあったせいもありますが、ずいぶん長いこと会っていませんでした。

彼女は少し前にお母様を突然に亡くしました。シングルマザーだったお母様とず〜っと一緒、結婚後も同居していたので、結びつきが深く喪失感はさぞかし大きいと想像します。

また、同じ頃ご主人が脳出血で倒れて半身不随となり、退院後は家で療養されているので今は世話をしながらの毎日です。その上、外に出て仕事もしています。

そういう状況はラインのやり取りで知っていたのですが、急に暮らし方の変更を余儀なくされてさぞかし忙しいだろうと思い、しばらく連絡は控えていました。

私は折を見てお菓子を送ったりしたくらいです。

彼女から会えないかしら?と連絡をもらったのは年明けすぐのことでしたが、私がちょうど坐骨神経痛でまだリハビリ中だったので今になりました。

待ち合わせは東京駅前のKITTE(キッテ)の花屋の前です。駅から地下直結なので雨でも濡れずに行けるのでいいかなと思いまして。

KITTEは開業10周年ということで1階のアトリウムにはダイナミックな生花が飾られていました。

KITTEのこの場所は天井が吹き抜けで高く開放感があり好きな場所です。

さて6年の歳月の中で、私は白髪になってすっかりおばあさんです。会ってわかってくれるかなぁ?とちょっぴり心配していました。

でも顔を合わせてそんな心配は吹っ飛んでしまいました。すぐに見つけてくれて全然変わらないねぇと言ってくれて(そんなはずはないのですが)、二人で抱き合って喜び合いました。

最後に会ったのがついこの間のことのよう、不思議です。

彼女はキレイにお化粧もしていて、短めのボブも似合っていて相変わらず可愛い。元気で体調も良いようでした。

ご主人は杖でなんとか歩けるものの、仕事は家でしているそうです。ある団体を主催していらっしゃる方ですが、気力は失っていないし家でも出来る仕事なのでラッキーだと言っていました。ネガティブになっても仕方ないからとも。

彼女も今の仕事は4月いっぱいで辞めて、ご主人の仕事を手伝うことにしたそうです。リハビリでだいぶ回復されたご主人ですが電車の移動などは難しいようで、あちこち歩き回る業務を代わりに引き受けると言っていました。

彼女のことだから、これからも学生の頃のように前向きに堅実に真っ直ぐに進んで行くんだろうなと思いました。頑張り屋さんなので、体を壊さないよう無理せず頑張って欲しいです。

年を取ってやっぱり前とは違うなと思うことも多い中、こんな風に全く変わらずに心を通い合わせることが出来る人もいて本当に不思議だなと思います。

距離ができてしまったと思っていましたが、会えば昔と変わらず会話も弾むし、楽しくてたくさん笑いました。会えずにいても心は近かったんだなと嬉しかったです。

離れていても心が繋がっていれば、近くに感じられるし心強いですね。恋じゃないけど。(笑)

想像していた以上に彼女と楽しい時間を過ごして、そんな中で私もまだまだ大丈夫、頑張れると思えました。

彼女の存在が本当にありがたいなと思うし、これからもずっと友達でいて欲しいです。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

楽しい時間をお過ごしください。
では、また。