ふくみみdiary

   一緒に楽しく

何もしない怠惰な時間

昨年から仕事は週に4日にして、更に時短要請を受けて午前中だけになったので、時間的にかなりの余裕が出来ました。

その分稼ぎは少なくなったので、正直この先の生活は大丈夫だろうか?という漠然とした不安もあります。でも、後どれだけ元気で生きられるかと考えると、そろそろのんびりしてもいいかなと思います。

週4日にも関わらず、有休がもらえます。規則的に休まないと有効期限がきてしまい反故になることも。(余った有休はお金には変えられない・・)

そんなもったいないことは出来ないので、私は定期的に使わせてもらいます。

そのため場合によっては3連休になることもあります。3日も休むと最後にはやることもなくなって怠惰な時間を過ごすことになります。

じっとなんてしていられないという人もいると思いますが、私は怠惰な何もしない時間を過ごすのは得意です。(笑)

 

就職する前にグアム旅行をしました。13日間行っていました。今はどうかわからないですが、その頃は3日くらいでもグアムのツアーがあったような・・。

週末に出発し月曜の早朝に帰国、その足でしっかりと仕事に向かえるというツアーが人気でした。ですから友人から13日も行って何するの?と言われました。

1日目はあちこち観光しますが、その後は確かにすることないんです。毎日ビーチで波の音を聞きながらぼぉ〜っとしていたり、プールサイドで冷たい飲み物を飲みながら、今日の夜は何食べようかなぁなんて考えてました。

あまりにも心地よくて、本を読んでいても筋が頭に入らなかった記憶が・・。ゆったりした時間の中にい過ぎて頭の中がすっかり空っぽになったようでした。

今思い返しても夢のような13日間でした。

今は3日も仕事を休むともう仕事したくないなぁ思ったりもします。

休みの日なら朝は二度寝したり、布団の中でずっとゴロゴロしていたり、庭でお茶飲みながらぼんやりしたり・・誰のことも気にせず怠惰に過ごせます。

一人暮らしだからこんな風になんにもせずにダラダラと一日を過ごしても誰にも小言を言われない。自由です。

でも裏を返せば、忙しい毎日があるからこそ怠惰な時間が至福なんですよね。死ぬまでずっと暇なら病気になるかも。その状態に罪悪感を感じるかもしれないです。

だから一生懸命仕事もするし、家のことも頑張ります。体も頭も使って必要なことはパパっと終わらせる、それでこそ怠惰な時間を楽しめと思っています。

 

私も社会人になってからは世の中に揉まれてストレスもたまりました。気分転換に母の実家へ行くと80歳を超えた祖母はよく縁側で日向ぼっこしながらのんびりとしていました。そういうゆるい時間、いいなぁと思っていました。

祖母はすごく穏やかな人でした。イライラしたり、怒っているところを見たことないと皆言いってました。相手の顔も知らずに結婚する時代に生きて、戦争も経験して、きっといろいろな事を諦めて生きていたと思います。

だからこその穏やかさだったような気がします。誰にも逆らわず欲を出さず目の前のことをつつがなく終わらせようという生き方。素晴らしい人生だし、誰からも好かれた祖母は私の憧れでした。

そんな事を考えながら、私も懸命に生きなくちゃと思いました。何もしない時間を時には楽しむためにも。

 

なんだか変に話が脱線してしまったけれど、まぁいいかぁ・・。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

のんびりしてください。
では、また。