先日、坐骨神経痛と言われた私はリハビリに行ってきました。
驚きの事実が判明しました。(笑)
まず結論から言いますと、私の病名は「腰部脊柱管狭窄症」でした。
腰部の脊柱管狭窄が原因で坐骨神経痛という症状が出たわけです。これがはっきりとわかったおかげでモヤモヤがなくなって立ち向かう気力が出てきました。
この日のことを書いておきます。
リハビリ当日、すでに痺れや痛みはなく、違和感もあったりなかったりという状態。普通に仕事も出来ますし、歩くのも支障はありません。
強いて言えば歩くのに自然と歩幅が小さくなりました。大股で歩くと響くような気がするのでちょっと怖いのです。
日常生活に支障もないし大丈夫かなと思ったのでリハビリのキャンセルも胸によぎりましたが、せっかくなので今後のためにと思い行ってきました。
リハビリの先生は若い女の先生でした。まずは前屈や後ろ反り、ウエストをねじったりして痛みが出ないかチェック。
私からこれまでの経緯を説明した後、仰向けに横になって足を上げたり、曲げたりして骨盤の状態や足の筋力などを確認してくれました。
その後、痛みが出た所(お尻)を凄い力でグリグリとマッサージをしてくれたのですが、痛いのではなくむしろ気持ちいい。どうやっているのかは見れなかったけれど、肘を使っているのかしら?
その後、自主トレーニングのやり方を教わりました。
- お尻の外側をマッサージ(先生がグリグリした所)=テニスボールを使う
- 足の筋力強化=足上げ
- お尻のストレッチ(梨状筋ストレッチ)=痛み改善
そして最後にリハビリ計画書というものにサインを求められたのですが、その計画書を見て私青くなりました。先日の診断結果が「腰部脊柱管狭窄症」だったんです。
知り合いに「脊柱菅狭窄症」で手術をした人がいて、手術に至るまでの苦労話を聞いていたので一瞬目の前が暗くなりました。
「脊柱菅狭窄症」という文字を見て「はぁ〜」と納得したと同時にものすごく自分にがっかりしてため息が出ました。もう歩けなくなるのかしら・・という不安も。
でもリハビリの先生曰く「まだ気にすることはないです」。普通に動けているので大丈夫だと言ってくださって安心しました。
年齢的に同じような状態の人は多いようでしたが、今後の事が心配になりました。
教えてもらった運動は続けますが、腰の骨の状態をキープするため、これ以上悪化させないためにはどうしたら良いですか?と聞くと体幹を鍛えるのが良いでしょうということでした。
私、今まで大きな誤解をしていました。坐骨神経痛は座ったときに痛みが出る症状だと思っていたのです。大間違いでした、お恥ずかしい。
坐骨神経は腰のあたりからつま先まで伸びる体の中では一番太く長い末梢神経だそうです。一節にはボールペンくらいの太さで長さは1mもあるとか。
この坐骨神経が圧迫されると腰、お尻、太もも、ふくらはぎに痺れや痛みなどの症状が出ます。最初になんだろうと思った太ももとふくらはぎの裏側の痛みは筋肉痛ではなく、すでに坐骨神経痛だったのですね。
腰の脊柱管狭窄による軽度・中等度の神経障害であれば程度により薬でコントロールするようです。私の場合はまだそこまででは無いようでした。
今回、私の症状の原因がはっきりとしたこと、リハビリの先生に今後のために色々と教えていただいた事で気持ちは楽になりました。
くよくよ考えても仕方がないから、10年後のために教えてもらった運動をとにかくサボらず続けます。
だって、仕事を辞めたら行きたいところもたくさんあるんですよ。歩けなくなったらそれこそがっかりですから。
今の私を反面教師として、中高年の枠に入ったら体幹を鍛えるのはいかがですか?
最後まで読んでくださってありがとうございます。
考えすぎず前に進みましょう。
では、また。