ふくみみdiary

   一緒に楽しく

電線の白い玉は「玉がいし」という名前だそうです。

今日もいい天気、暑いです。

朝、洗濯物を干して空を見上げると飛行機が。

どこまで行くんだろう、なんて遠い異国のことを思いながら、ふと目に映る電線の丸い玉が気になりました。

この玉は何?何故あるのかしら?

周りを見てみると電線の所々についていますが、間隔もまちまちです。かと思うと全く無いところも。なにか法則があるんでしょうか。

ツルッとした感じでちょっと可愛いなと思います。

調べるとこの玉の名前は玉碍子(たまがいし)と言うそうです。難しい漢字ですね。碍げる=さまたげる。

玉碍子はたくさんある碍子(がいし)の中の一つの形です。

「がいし」とは電気を絶縁し、電線を支えるための器具のことです。

電線を直接電柱に取り付けると地面に電気が漏れてしまうらしい。碍子がそれを防いで遠くまで電気を送ることができているようです。

玉碍子も電気が間違った方向へ流れるのを防いでいるのだそうです。

説明を読んでもよくわからないけれど、大切な仕事をしているのですね。

素材は日本を含め多くの国では、絶縁性や耐熱性、機械強度などに優れた磁器を使用しているそうで、だからツルッとした感じに見えるわけですね。

玉碍子のサイズは小さいものから特大サイズまでありました。特大サイズは横=約100mm 縦=約100mm で重さは870gほどあります。思っていたよりずっと大きい。ここまで大きいと頭上にあればちょっと危険な気もしますが・・。

 

碍子って初めて聞く言葉と思いましたが、そういえば日本ガイシという会社の広告を見たことあります。

その会社のwebサイトを見てみたらちゃんと碍子について説明されてました。

「がいし」とは|日本ガイシ株式会社

日本ガイシさんのwebサイトが本当に素晴らしくできていて面白いです。碍子の歴史から働き、種類まで。私には未知の世界でしたが、素人にもわかりやすくて興味深く見ました。

地域の環境に合うように、野生動物を守るために、安全に電気を送るために研究し努力している人たちがいると思うとちょっと感動。

 

世の中には私の知らない仕事がたくさんあります。

若い頃にもっと広く興味を持っていろいろと知ろうとしていれば、今とは違う人生だったかな。でもインターネットがあるから知ることが出来るわけで、今の若い人が羨ましい。

私の学生の頃はもっぱら就活の時は会社四季報で情報を集めましたっけ。今でも使っているのでしょうか?

 

そして、まさかと思って楽天をみたら売ってた。😄

玉碍子 小 適応目安 5.5SQ〜14SQ 磁器製 絶縁がいし G-TAM-S 

これもまた別の意味でスゴイ。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

日焼け対策しっかりと。
では、また。