昨日は良い天気で日中は少し暑いと思えるくらいでした。もう桜も散り始めて、はらはらと落ちてくる花びらがキレイです。
本当に久しぶりにご近所でちょっと有名なおばあちゃんと少しお話をしました。私が「おしゃれの達人」としてご紹介したおばあちゃんです。昨年秋ごろからお見かけしなくなってどうしたのかなぁと思っていたところです。
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昨日はフリルの付いたきれいなピンク系の小花がらのチュニック、その上に紺色のコート、ゆったり目のジーンズに銀色のスニーカーでした。いつもよりおとなし目のファッションだなと思いましたが、銀髪の先端部分を薄い紫色に染めていらっしゃって、それがすごく素敵でした。
チュニックは立ち襟から胸元にかけてフリルがついていますが、大げさではないので上品な感じに見えました。私はフリルのついたものはあまり着たことがないですが、顔周りが華やかになっていいですね。ボリューム感抑えめなら気楽に挑戦できそうな気がしました。
杖をついていらっしゃったのであら?っと思いお聞きしたら、昨年11月に転んで膝を打って杖が必要になってしまったと。寒いと膝が痛むそうで、そのせいで散歩も思うようにならないとおっしゃっていました。
日中は暖かくなってきたので、頑張って外に出てみたそうです。「外の空気はやっぱりいいわねぇ」と笑っていらっしゃいました。
で、少しファッションについて聞いてみたら・・チュニック、ワンピースはお孫さんのお手製だそうです。生地は明るい色で華やかな感じにしてほしいとリクエストしているそうで、デザインは同じパターンを使っているというお話でした。
お孫さんはアパレルメーカーでお仕事をしていらっしゃるそうで、洋裁は得意。以前は生地を一緒に選びに洋裁店に行っていたけれど、最近はお孫さんが生地を選んで作って送ってくれるのだそうです。
もうそんなに必要ないからと言っているけれど、年に一度は新しいものが届いてどれも気に入って楽しく着ていると嬉しそうに仰っていました。
羨ましいです。
お孫さん曰く、家の中にいるからってテキトーな格好でいてはいけない、歳をとればとるほど身繕いはきちんとしていないといけないのだそうです。
あ〜私はいつもテキトー(笑)だからどんどん老けちゃうんだなと思いました。お孫さんの言葉、胸に刻みます。
「身繕い」は姿勢、表情と合わせてビジュアルの3大要素だそうです。
いくら歳をとったからといって、汚いお婆さんと思われるのは嫌ですから清潔できちんした印象になるように気をつけたいです。
「身だしなみ」は最初に目に入る情報で、その人の印象を左右する重要なポイント。そう考えると見た目はとても大事ですね。
このご近所のおばあちゃんはこのビジュアル3大要素をすべてクリアしています。とにかく姿勢がピンとしていて、良く笑います。おしゃれでいつも素敵です。
この先この人のようでありたいと改めて思いました。何よりも自由感や生きることを楽しんでいる様子が素晴らしいのです。
ご近所に素晴らしいお手本となる人がいて、私はラッキーです。
そんなわけで「身だしなみ」を整えようと、急に思い立ってこれから髪を切りに行ってきます。髪もだいぶ放っておいたし反省です。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
姿勢も正しく。
では、また。