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韓国ドラマ「昼と夜」感想〜怪物の愛と正義

「昼と夜」  原題:낮과 밤  2020年  tvN

★★★★☆

ストーリー内容は残酷ではありますが、引き付ける力もスピード感もあり先が気になり最後まで飽きずに見ることが出来ました。ただ超能力的な部分やあまりにもあり得ないだろうと思える設定で本格ミステリー感が半減し、その点は少し残念に感じました。ただ、ナムグン・ミンの演技力がさすがで存在感もあり、この作品を支えていたと思います。その他ベテラン勢もいい味出していますし、そういう面でも楽しめます。

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画像:jnnews.co.kr

ト・ジョンウ(ナムグン・ミン)=ソウル地方警察庁特殊チームリーダー
ジェイミー・レイトン(イ・チョンア)=元FBI、特殊チームへ加入
コン・ヘウォン(ソリョン)=特殊チーム所属
チョン・スング(ウ・ヒョン)=ジョンウを影で支える

ソウル地方警察庁の特殊チームリーダーのト・ジョンウは不思議な連続事件を捜査することになる。ある報道記者に届く予告状通りに犯罪者が自殺を図るという事件だ。どの遺体も笑みを浮かべていた。謎の多いこれらの事件は28年前に韓国中を震撼させた「白夜村事件」に繋がっていた。そしてジョンウは白夜村出身で数少ない生き残りの一人だった。

昼と夜 【公式】 | SPOエンタメ倶楽部

以下ネタバレあります。

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最初は事件の謎やナムグン・ミンへの期待感で面白く見ました。特殊チームのメンバーもそれぞれ個性的で魅力があったし、ジェイミー・レイトンが加わって厚みも感じ、本格的ミステリーだと想像していました。

だた段々と事件の真相が見えてくる中盤あたりでは、あまりにも非現実的な内容が明らかになりSFのようになって、本格ミステリーとは言い難くなってしまいました。期待していたようなストーリー展開ではなく少し気持ちを削がれました。

中盤あたりで悪者たちがわかってしまいその先が大体予想できるところも興味が減速する要因でした。それでも後半の畳み込むような展開は加速度を感じて面白かったしハラハラドキドキもありました。

しかし最終回がまたがっかりで・・。

愛は勝つ」「お涙頂戴」的なシーンを入れたい気持ちは分からなくもないですが、なんだか取ってつけたようで、そしてだらだらと長すぎ。

大団円では怪物であっても愛も正義も残っていたことは救いでした。でも超人的な能力で死なずに生きているなんてこれはもうSFです。余命宣告はどうなってしまったのか・・謎。それなら始めからこの能力を存分に発揮してSFアクションなどにしたほうが良かったのではと思ってしまいます。

ストーリーの中にプロット(白夜村の生き残り、無くした記憶、多重人格、余命宣告など)が多くありますが、それぞれの関連性も中途半端だったと思います。

また悪事の全貌が明るみに出た後、とんでもない犯罪を犯した夫を持ちながら普通でいられる妻や娘も少し不自然な気がしました。

 

それでもナムグン・ミンだったから見ることが出来た作品だと感じています。時々癖がありすぎて苦手だなぁと感じることもある俳優なのですが、やはりそれは演技力の為せる技だと思っています。

今回のト・ジョンウの掴みどころのない善なのか悪なのかわからないようなところ、人間でありながら人間ではない悲哀も完璧に表現してくれていました。

納得できない部分も多いのですが、それでも全体的には面白く見ることが出来た作品です。細かいことを気にせず、俳優陣の演技を見れば見ごたえのある作品です。

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画像:935엔터테인먼트

ナムグン・ミン(남궁민) 1978年3月12日生 韓国ソウル 179cm

特に癖のある役ではこの人でなければと思わせる演技力でインパクトを残し、また繊細で柔らかい表現では女心を揺さぶる魅力的で個性的な俳優です。知的なイメージもありますね。

ナムグン・ミン ジャパンオフィシャルサイト

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

新しく始まるその時が輝いていますように。
では、また。