ふくみみdiary

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半分壊れたミニコンポを捨てられない理由

長い間使っていたミニコンポ。
aiwaの製品でCD、カセットテープ、ラジオ、そしてMD(ミニディスク)が使えます。

今では家で音楽をかけながら何かをするということはあまりないのですが、 このミニコンポを買った当時は好きな音楽を聞きながら掃除をしたり、洗濯物を畳んだり、雑誌を見たりしていました。

台湾のジェイ・チョウが大好きで毎日聞いていたこともあります。

でも、このミニコンポもすっかり古くなって今ではCDとカセットテープの部分は壊れて使うことが出来ません。

そういうわけでもう処分してもいいなとずいぶん前から思っています。

でも、MDはまだ生きている、聞くことができるのです。
それでなかなか思い切れないでいます。(ラジオも生きています)

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今はMDと言っても「なに?それ」と全くその存在も知らない方がいるかもしれないですね。

MDはデジタルオーディオの光学ディスク「ミニディスク」の略称。1992年、ソニー株式会社が開発・発表した。

光学ディスクの入ったカートリッジの大きさはだいたい7cm四方でコンパクトで軽いし、私は持ち運びが楽だし画期的なものだと思っていました。

MDのサイズにあわせてプレイヤーも小ぶりでポケットに収まりました。これが登場する前まではCDを持ち歩いてCDプレイヤーで聞いていたのではなかったでしょうか?

MDを聞くためにソニーのMDウォークマン(ポータブル)が人気で、だれもが持っていたような気がします。私もMDウォークマンを持って音楽を聞きながら通勤していました。MDをプレイヤーに入れる時のカシャカシャっていう音も懐かしいです。

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私のaiwaのミニコンポではMD(ミニディスク)は4倍長く録音できました。通常録音80分のMDだと320分まで録音が可能でした。

好きな歌だけを集めて録音したり、好きな歌手のアルバムを数枚まとめて録音出来たのです。長時間録音のMDだと入れ替えたりすることもなくずっと音楽を楽しめました。

未だに手元にはたくさんのMDがあり、いつか聞くかもなんて思っていますが・・。

このミニコンポを捨てようと考えた時、MDだけ聞くことができるものはないのか探したのですが、新品のプレイヤーはもうないようでした。部品がないという理由で生産もすでにできないようです。

ただ、レンタルをしているお店がありました。でもレンタルしてまで聞くかというと、そうは思いません。

今ではパソコンやスマホで音楽が聞けますものね。もともと私がMDに録音している音楽はCDとして持っているものが多いのでCDを聞けばいいでしょということです。

昔は車のカーステレオもMDだったと思うのですが、その後iPodやMP3が出てきてMDは廃れてしまいました。

時代の流れですね。仕方ないです。

私のMDを聞くためにはもはやこの半分こわれたミニコンポしかないのです。そのためになかなか捨てることが出来ません。

カセットテープはいまだ根強い人気があるようなので、MDについては残念な気持ちです。

とは言っても、ずいぶん長いことMDも聞いていないのですが。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

笑う門には福来たる、ハッピーな一日を。
では、また。