庭にクロッカスが咲き始めました。これから水仙やムスカリが咲いてカラフルな庭になると思うと楽しみです。
私、5年ほど前にジグソーパズルにはまりました。
手先を使って頭で考えパズルを完成する事が脳を活性化させ、老化防止に効果があると知ったからです。
ストレス解消効果もあるようで期待しました。
60代のシニアには、だいたい2時間ぐらいで完成できるものが良いということで300ピースからがおすすめのようです。
でも少し難しいなと思えるものに挑戦したいと思い、500ピースから始めました。
それまであまり知らなかったのですが、ピース自体の大きさもいろいろあり、とりあえず通常の大きさのパズルから選びました。手に持ちやすい大きさです。
絵柄というかデザインもたくさんあって迷いますが、名画や風景、動物や花などあって誰にでも気にいるものが見つかると思います。
私は無難なところで風景を選んだのですが、同じ色が多い500ピースでしたので結構大変でした。結局完成まで2日ほどかかってしまいました。
色はカラフルなもの、たくさんの色を使っているもののほうがわかりやすのですね。この点で途中でちょっと失敗だったかなと思いました。
それでもやりがいはあったし、完成した時に達成感も感じられかなり満足しました。でも、完成品を飾る気もなかったし、バラバラにしてもう一度やろうとは考えませんでした。
本来ならまたバラバラにしてもう一度やるものなのでしょうか?何年か経てばやる気になるものかしら?
私は友人がやってみたいと言ってくれたので、プレゼントしました。
確かに集中しますし考えますし、脳を活性化して認知症を予防すると言うのも納得出来ました。
その後少しずつピースを増やしていきました。時間はかかっても昨日は閃かなかったこと、例えばピースを逆に見てみるとか横にしてみるとか、そんなことを繰り返してピタッとはまる瞬間は痛快です。
3種類くらい楽しみました。風景の他に名画、花をやってみました。
ピースが多くなるとそれだけ作品は大きくなり場所が必要になりがちです。そのため今は使っていない父の部屋がジグゾー部屋になりました。完成品のサイズも気にしながら選ぶといいですね。
ここまでは良かったのですが、いつもの癖で手を出しては行けないものに手を出しました。
商品説明に「初心者は絶対に手を出さないでください」と書かれていて、逆に興味を持ってしまいました。罠に嵌ったのかも。
マイクロピースで裏も表も真っ白。「純白地獄」も100ピース位からあるにも関わらず、2000ピースを迷わず購入。
すでに挑戦した方のレビューなどみたところ3ヶ月位で出来たというスゴイ人もいれば、5年かかったという忍耐の塊のような人もいて、ちょっと自分を試したくなったのです。(その人によってパズルと向き合う時間は違うでしょうから、一概に比べられないですが)
当然すぐに完成できるなんてことは考えていませんでしたが、想像以上にとてつもなく地獄でした。私には無謀そのものでした。
外枠から初めてなんとか枠は作れたもののマイクロピースのためか嵌り具合が不安で自信も持てず、さらにこの先は何度挑戦しても先には勧めませんでした。
何しろ同じように見える真っ白なピースの山から一つを探さなくてはならないのですから。もう、どうしたらいいの?とお手上げ状態。頓挫していました。
そしてついに購入してから3年たった今もう一度パズルを手にしてみたのですが・・諦めることにしました。降参です。(笑)
身の程知らずでした。毎日にらめっこしていたわけではないですが、まぁよく頑張った。
挑戦することは素晴らしいことだし、大切なことだと思います。
でもその結果失敗して悔しい思いだけが残るかもしれないし、自分に失望して終わるかも。そのようなリスクも覚悟しなくてはいけないです。
周りはただ単純に頑張れと応援するかもしれないけれど、やはり自分自身をしっかりと分析しなければいけないと思います。
挑戦が結果的に無謀なものにならないように先がどうなるか良く考え、自分を過信することなく行動する必要があるでしょう。
でも無謀というのは結果です。挑戦し努力することは有意義なことです。
今回、確かに私は無謀なことをして自分にがっかりしました。無謀なことをすると自分への自信もなくなりますね。時々こういうバカなことをしでかします。
このパズルはもうすっかり箱にしまいました。この先やろうと思う時がくるとは思えません。また誰かにあげてもいいなと考えています。
私のこの挑戦はただの無謀で終わりましたが、ジグゾーパズル自体はとても楽しいので、機会があれば皆さんも自分にあったものを探してやってみてください。
脳の活性化のためにもおすすめです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
春になると無性にサンドイッチが食べたくなります。
では、また。