3年ほど前だったでしょうか「大人のぬりえ」がブームになったことがありました。
「大人のぬりえ」したことありますか?
私は時間に余裕があれば夜寝る前に1〜2時間ほど「大人のぬりえ」をしています。
あっという間に時間が経っていて・・。
ぬりえといえば私は「きいちのぬりえ」を思い出します。私が子供の頃は大人気でした。昭和のぬりえですね。
若い方はご存知ないですよね。
ドレスや着物姿のかわいい女の子、特徴のある愛くるしいお顔、すぐに蔦谷喜一さんの絵だとわかります。
絵の中の可愛い髪飾りをつけたおしゃれな洋服の女の子にあこがれ、夢中になっていました。
確か紙で出来たきせかえ人形もありましたね。妹ときせかえの洋服を取り合いながら遊んでましたっけ。
東京都荒川区町屋に喜一さんの作品が見られる「ぬりえ美術館」があります。いつか行ってみたい美術館です。
ジョハンナ・バスフォード「秘密の花園」(グラフィック社)から
「大人のぬりえ」が話題の頃、私も人気NO.1と言われていた「秘密の花園」を買いました。全て花の絵ですが、いろいろな形、細かく複雑なもの、とにかくぬりがいがあります。
大人になってから「ぬりえ」というのもどうなの?と思っていましたが、すごく楽しかったし、一心不乱にぬることで時間を忘れてました。
色を選んだり、力を入れたり緩めたり、こうしようああしようと程々に頭も使います。
「大人のぬりえ」はアートセラピーとも呼ばれているそうです。
- ストレス解消
- 自律神経を整える
- 脳全体を活性化する
- 認知症の予防
いろいろな効果が期待できるようで、高齢者の方にもおすすめです。
とにかくぬっている時はリラックスできているように感じます。
出来上がったぬりえをSNSなどで公開している方もいて、他の人の作品を見るのも勉強になるし、楽しいです。色選びがやはり全然違うんですよ。
絵心のある方の作品は本当に素晴らしいです。絵心ない私はただ色を置くだけですが、それでも次は何色にしようかなと考えながら楽しんでます。
「秘密の花園」は大好きなのですが、花ばかりで飽きてしまって一度浮気をしたことがあります。食べ物のぬりえで、パスタとかケーキとかパンとかお寿司とかがぬりえになっていました。
これが思いのほか難しかったです。
私はクロワッサンならクロワッサンそのものの色やツヤを再現したいと思いすぎて本当に難しかったです。固定観念に縛られるような題材は絵心のない私には難しいとわかりました。
それなりに工夫してぬっても実物のようには見えませんから、がっかり度が高かったです。
そう考えると花というのはぬりえにピッタリの題材です。どんな色でも不思議はないですから。自由に色を選べます。
だから「秘密の花園」は大ヒットしたのだと思います。自由でオシャレなのに適度に複雑で充実感も得られる。
それでも出来上がったものを眺めて失敗だぁと思う時もありますが、それもまた楽しいと思えます。
ぬりえの道具は色鉛筆だけでは無く、これも自由ですね。クレヨンや水彩色鉛筆というものもあります。
書店に行くとぬりえもたくさん並んでいます。本格的な名画のものから割と簡単な模様を集めたもの、古典柄から海外作家のものなど数え切れないほどあるので、自分に合ったもの、好きなものを探せます。
そう言えば、100円ショップにもありました。
ちょっと試してみたいという人には大人のぬりえを無料でダウンロードできるサイトもたくさんあります。
例えば
私は次は曼荼羅デザインもやってみたいなと思っています。複雑な模様をたくさんの色で埋め尽くすのはやりがいがありそうです。
まだ続くお家時間を楽しむために皆さんも「大人のぬりえ」いかがですか?
楽しいですよ。
最後まで読んでくださっありがとうございます。
今日もいいことがありますように。
では、また。