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タイBLドラマ「2gether」感想〜厄介者とハンサム王子のピュアラブストーリー

「2gether」 原題:เพราะเราคู่กัน(トゥゲザー)  2020年  GMMTV

★★★★★

ずいぶん前から見たいと思っていたドラマです。こんなに早くBSで見られるとは思いませんでした。評判通りものすごく面白かったです。主役の2人は文句なくイケメンだし、コメディタッチで軽く見られるBLなので構える必要もなく、最初から最後まで楽しく見られました。それぞれの心の内も丁寧に表現されているので感情移入も出来ました。胸キュンシーン満載、泣けるシーンもありベタなストーリーではありますが、スッキリまとまってます。見終わって幸せな気分になるドラマでした。
主演の2人は今や大人気でタイ版「花より男子」にも出演していて今後も目が離せないです。

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画像:drama.kapook

タイン(メータウィン・オーパッイアムカジョーン=ウィン):彼女が欲しい法学部1年生
サラワット(ワチラウィット・チワアリー=ブライト):大学一のイケメン、政治学部1年生
グリーン(コラウィット・ブーンスィ=ガン):タインを追いかける人文社会学部1年生

可愛い彼女が欲しいタインだが、オネエのグリーンに告白され断ったにも関わらず付きまとわれる毎日。本気のグリーンを追い払う作戦として偽の彼氏を作ることにする。相手として白羽の矢を立てたのは学内でも大人気のサラワット。タインは直談判するも何度も断られ、最後の手段としてサラワットの所属する軽音楽部に入部する。ギターを懸命に練習するタインの真剣な姿を見てサラワットは偽彼氏を引き受けることに。そして一緒にいるうち二人の距離はどんどん縮まっていき、気持ちにも変化が・・。

タイドラマ【 2gether 】日本公式サイト

以下ネタバレあります。

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不思議なことに女の子とカップルになる男子は全く出てきません(笑)。BLなのに可愛いラブストーリーとして見られるのは、やはり清潔感だったり物語の若々しさ、楽しさがあるからでしょう。

物語の展開に不自然さもないし、濃厚シーンなどなくサラッと見られるのでBLは苦手という人でも受け入れやすいと思います。笑えるところもたくさんあって、深い意味は無い楽しいラブストーリーになっています。

私も見事に嵌ってしまったのですが、主演の俳優ウィンとブライトに嵌ったというより、タインとサラワットの恋物語に嵌りました。

サラワットは何気に始めから積極的にアプローチしているのに、それに気づかないタインは鈍感なのかしら?始めの頃はサラワットの気持ちを思うと切なくもありました。相当大好きビーム出してましたから。

最後の方で種明かしみたいに彼の長年の思いがわかる場面があるのですが、いつもクールなサラワットがすごく興奮している姿は可愛かった。

そしてサラワットの魅力というと時々ドキッとする台詞を言う事。直球でもう撃沈です。

タインは自分では気づいていないのかもしれないけれど、甘えん坊の子供みたいなところがあって、本当に可愛い。これまで女の子を世話する側だったから、サラワットに構われるのに慣れていないっていうところも妙に胸キュンでした。

サラワットの初恋の女子が彼に抱きついたのを見てタインが号泣しちゃう場面、一緒に泣いちゃいました。辛いよね・・。始めは「僕の辞書にはBLはない」って感じのタインが、こんなにサラワットを好きになってたなんて。ちょっと感動でした。

BLの世界でも嫉妬あり、不安も別れもありで男女の恋愛となんら変わりがないようでした。人間が人間を愛するわけだから不思議ではないですね。

でもタイではこんなにイケメンたちがカップルになっていたら女子はどうしたらいいの?大問題です!

個人的にはグリーン(ガン)の演技で毎回大笑いしてました。本当に自然で上手な演技です。ドラマに重い感じが無いのはこのキャラクターの力も大きいと思いました。

他には何かあると大量のお菓子が出てくるところとか高校の男子制服とか日常にも興味がわき、タイという国をもっと知りたくなりました。

2020年にanan特別編集 の「2gether」ムック本が出て、このドラマ&主演の2人の勢いをものすごく感じました。そしてかつての台湾F4(流星花園)が頭をよぎりました。台湾F4の人気も凄かった、中華圏では社会現象になりました。

タイ版「花より男子」にウィンとブライトも出演しているんですね。あ〜、そう来ましたか。絶対に見てみたいです!
ブライトの道明寺役は予想通りですが、ウィンは西門なんですね、花沢類かと思いましたが・・。他の2人もきれいな男子でした。楽しみです。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。
では、また。