ふくみみdiary

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元気な叔母からの電話〜80代からの楽しみや生きがい

82歳の叔母は都内で一人暮らしです。まだまだ元気で私を気遣って時々電話をくれます。むしろ私の方から連絡しなければいけないのに、ありがたいことです。

叔母はしばらく長男夫婦と同居していたのですが、孫も大きくなり世話も必要なくなったからと2年前から一人暮らしを始めました。

それでも、長男夫婦の家からそれほど遠くないところだそうで、いざとなったら助けてもらえるし一人は気楽で良いと言います。

長男と同居していたのは新しいマンションで、周りに次々に高層マンションが建ち、住む人は若いご家族がほとんどで叔母のような高齢者はあまりいなかったそうです。

叔母いわく「おしゃれして犬の散歩しているような人ばかりなの。私はしわくちゃのお婆さんだし、こんにちわも憚っちゃう」。ちょっと肩身が狭いような気分だったようです。

でも一人暮らしを始めたアパートの近くは高齢者も多く、まだ畑も残っていて、朝の散歩のときに農作業をしている人に声をかけたり野菜を譲ってもらったりとコミュニケーションも楽しめていると聞きました。

そんな叔母からの電話、私にも興味深い話がありました。

ドライマウス

一人暮らしを始めて、あまりにも人と話さなかったからかドライマウスになってしまったそうです。コロナ禍でもあり、人との会話は控えてしまいがち。口の中が痛くなり受診したところドライマウスとわかり、今は治療として毎朝起きるとガムを噛むそうです。

「ガム噛んでいると頭もハッキリするような気がするの」

ドライマウスの改善策としては、水分をしっかり取る、ストレスを減らす、よく噛んで食べる・・そしておしゃべりを楽しむ。おしゃべりは舌をしっかり動かして、更に楽しければリラックス効果もありとても良いそうです。

でも今のご時世、集まって会話を楽しむのは難しいのではと思ったのですが・・。

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ボランティアでゴミ拾い

近くの人に誘われて週に一度のゴミ拾いボランティアを始めたそうです。

「ゴミ拾いだけじゃ人が集まらないんですって。だからまず駅前広場に集まって体操をして、近くのパン屋さんで朝ごはんを食べておしゃべりをするの。これが楽しいのよ。その後皆でゴミ拾いするの」

なんでも近くには名所旧跡もあるらしく、散策コースに沿ってゴミを拾って行くのだそうです。運動にもなるし、おしゃべりも出来るから良いリハビリだと言っていました。

また自分もまだ人の役に立っていると思えて、生きがいにもなっているそうです。

メンバーの話を聞いて刺激をもらう

おしゃべりのための地元のパン屋さんですが、交渉して7時頃から開けてもらっているそうです。パンの他に飲み物を注文することがルールだとか。ここでの会話は叔母にとっては新しいことへの興味にも繋がっています。

メンバーは全員集まれば12人、皆高齢者(65歳以上)です。叔母が最年長者で、他には定年を迎えたばかりの人、夫に先立たれた人などですが現在一人暮らしの人が多いらしい。ご家族と一緒に暮らしているのは2〜3人だとか。

一人暮らしの高齢者数で東京都は上位にランクされています。また日本の高齢化率はダントツに世界一だそうですから、この先が心配ですね。

ゴミ拾いメンバーからどんな話を聞くのか・・・例えば

バイク好きの60代後半の男性が一人で北海道までツーリングを楽しんだ時の話。北海道土産を持って来てくれて、旅の道中の失敗談や感動の風景、美味しいものなどあれこれ。

ある70代女性はスペイン語が堪能でバリバリのキャリアウーマンだった人。若い頃スペイン留学中に知り合った日本人男性と結婚し、30代の頃日本に帰ってきたけれど間もなく夫に先立たれ、それからずっと一人。でも70を過ぎて知り合った男性と再婚し今助け合って暮らしているという話。

こういう話を聞いて叔母は刺激をもらっているそうです。

やはり人と話して感動したり、びっくりしたり、へぇ〜、そうだったの?なんて思うことがないと脳が眠ってしまいそうですものね。

私も叔母を見習わなくてはならないなと思いました。出来ることを探して頑張って、それが生きる張り合いになれば素晴らしいですね。