ふくみみdiary

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騒音は慣れる?〜脳の働きのおかげ

我が家の前で2軒の新築工事が始まり、毎日大きな車が入ったり出たりしています。予想以上に大きな音でストレスになりますね。

うるさく感じるのは作業の音もそうですが、車がバックする時の音や、作業する人達の大声や色々です。

特に大きい騒音と感じるのは作業機械の音、大きいモーター音です。

私は、仕事で外出している日も多いので大したことはないようにも思いますが、休みの日はずっとこの騒音の中にいるのでちょっとストレスを感じています。

どうせテレビの音も聞こえないので日中は見られません。ブログ記事を書くにも集中できず、耳栓をしながら書いたりしています。

一生続く騒音ではないし、仕方のないことですからこの状況は諦めるしかありません。

ところがこういう騒音にもだんだん慣れていくようで、不思議です。もちろん毎日同じ作業をしているわけではないので比べるのも難しいですが、それでも最初の頃のように頭痛まで引き起こすことはなくなりました。

未だに耳栓を使うことはありますが、ちょっと慣れてきたのかなと思っています。

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話は変わりますが、40年以上前のこと、私がまだ学生だった頃友人宅に泊まりに行って驚いたことがあります。彼女のアパートが踏切の近くで、かなり頻繁にカンカンカンと音が聞こえていました。

実は私、耳をすませば遠くに聞こえる踏切のカンカンカンは好きなんです。なので、踏切が近いと聞いていても大丈夫だと思ってました。

あまりにも間近に聞こえる音に戸惑って、彼女に「これで眠れる?」って聞いたら「全然気にならないよ」という答えでした。でもやっぱり私は全く眠れませんでした。0時を過ぎても電車のガタゴトという音とカンカンカンという音が聞こえていたからです。

気にしてしまうとその音に意識が集中して余計に眠れないのかもしれません。

彼女は踏切のおかげで家賃が安いと納得して決めたらしいのですが、私だったら耐えられないなぁと思いました。でも親元を離れ、ある程度自力で生活していた彼女には魅力ある物件だったんでしょう。

そういえば、音には慣れるってよく聞きます。

我が家の大時計、15分ごとに音が鳴ります。母が買ったものですが、これも始めの内は音が気になって寝ていても目が覚めてしまうことがたびたびありました。

それが今では鳴っていても気づかないことがあります。ベッドに入ってボーンボーンと12回鳴って、あ〜12時かぁと思うこともありますが、多くの場合聞こえていない。だから問題なく眠れます。

不思議です、なぜかしら?

音は聞くのは耳でも、認識するのは「脳」だそうです。車や電車の音が気になって眠れないのは、脳が「安全が確保されていない」と判断しているからだそうです。

その音が安全だと脳が理解するということが「慣れ」ということです。始めはストレスと感じていても慣れることで気にならなくなる・・。

だから彼女のように踏切近くの部屋でもぐっすり眠れるんですね。

それでも、騒音がストレスになるというのは自然なことです。

私の場合は家が建ってしまえばこの騒音との戦いも終わります。あと数ヶ月の辛抱と思っています。

あ〜でも今日もうるさい…