初めてはてなブログのお題に挑戦してみました。
「好きな◯◯10選」。でもいざ考え始めて思ったこと、好きなものを10にしぼるって結構大変。テーマの幅を狭めると10揃えるのは大変。試行錯誤の末、「今でも印象に残っている懐かしいドラマ10選」になりました。
当ブログではサイドバーに好きな韓ドラと中国ドラマを紹介していますので、それ以外の作品から選びました。更に日本やアメリカのドラマも入っています。
順不同です。
アメリカドラマ
- ナイトライダー(アメリカ) 1982−1986年
私立探偵のマイケル・ナイト(デビッド・ハッセルホフ)が言葉を話す特殊なハイテクカーとともに事件を解決していくという話。アメリカにいた頃、難しい内容のドラマは語学力が未熟でついていけなかったけれど、これはなんとか理解出来て楽しみに見ていました。オープニングの曲も印象的だったし、とにかく車の機能がすごかったです。
- スパイ大作戦(アメリカ) 1966−1973 極秘任務を遂行するスパイ達の活躍を描いたアクションドラマ。原題は「Mission: Impossible」です。指令を聞き終わると「なお、このテープは自動的に消滅する」って必ず出てくるセリフが今でも忘れられない。作戦はいつも成功するとわかっていても、ハラハラドキドキで夢中になって家族全員で見ていました。
日本ドラマ
- 喪服のランデブー(NHK ドラマDシリーズ) 2000年
原作:コーネル・ウールリッチ「Rendezvous in Black」
結婚直前に恋人を殺された路木悟史(藤木直人)が彼女の命日に合わせて復讐をしていくサスペンスドラマ。何気なく見始めたドラマですが、藤木さんの演技に釘付けになっていたのを覚えてます。影のある男性の雰囲気がすごく良かった。出ている俳優さん達も音楽も良かった、流石NHKと思ったりしました。
ドラマDモードシリーズ「喪服のランデヴー」 | NHKドラマ
- 天体観測(関西テレビ・フジテレビ系列)2002年
大学のサークルで知り合った男女7人のその後の物語。主演は伊藤英明さん。私はオダギリジョーさんの大ファンで「サトラレ」や「顔」も好きなのですが、このドラマの木崎タケシ役がものすごく好きでした。流石!の演技なんです。とにかく出演者がスゴイ面々で美男美女揃い。最後は辛くて号泣、本当に深い作品でした。BUMP OF CHICKENの同タイトルの楽曲「天体観測」に着想を得て作られた作品だそうです。
- YASHA-夜叉-(テレビ朝日) 2000年 原作:吉田秋生のコミック作品
『遺伝子操作で生まれた有末静は天才的な頭脳でウイルス学の博士となる。彼は自分と瓜二つの雨宮凛と出会う。調べると凛の遺伝子パターンは自分と全く同じだった』伊藤英明さん初の主演作品で有末静と雨宮凛の二役を演じました。ストーリー展開がスピーディで、とにかく伊藤秀明さんの魅力がたっぷり、本当にカッコよかった。スティングの曲「DESERT ROSE」がドラマにピッタリ、オープニングがとても美しいです。そう言えば、これを見て殺人ウィルスって本当にあったら恐いなと思ったものでした。でもまさに今私達が戦ってます、ウィルスと。
中国・台湾ドラマ
- 愛殺17(台湾) 2006年 日本未公開
『17歳、高校生の宣真と宣静は双子の姉妹。ある日妹の宣静が転落死の状態で発見された。事件を調べ始めた宣真は自分の知らない妹の素顔を知る』当時台湾で人気アイドルだった張韶涵(アンジェラ・チャン)が二役を演じた学園サスペンスドラマ。私も台湾版DVDで見ました。日本語字幕があるわけではないので、部分的には理解出来ていなかったかも。でも少しずつ真相に迫る展開がとても面白く見ごたえあるドラマで、当時の台湾ドラマとしては珍しくしっかりしたストーリーだと感じました。でも、最後どうだったのかもう覚えてない・・意外な結末だったような・・・
- 五星大飯店〜Five Star Hotel〜(中国CCTV) 2007年
原作は中国の人気小説家海岩(ハイ・イェン)の「五星飯店」。海岩の小説は映像化されどれも大ヒットしていますが、これもそのひとつ。一流ホテルマンを夢見て大都会に出てきた主人公ユーロン(張峻寧:チャン・ジュンニン)の現実と成功、そして愛の物語です。日本ではBSフジ等で放送されましたが、その放送に合わせて新しく日本版結末を作ったことで話題になりました。ユーロンの声は宮野真守さん。主演のジュンニンは第二のヨン様と鳴り物入りで来日しましたが、イマイチで終わってしまいました。私はジュンニン目当てでかなり真剣に見ていたのですが、最後までどうしても主人公のユーロンが好きになれず、思い出すと今でも心の底でなんとなくモヤッとします。
中国版結末に興味のある方は・・
2009年 五星大飯店の結末 - ふくみみdiary
韓国ドラマ
- 憎くてももう一度(韓国KBS) 2009年
『財閥の娘として生まれ、会長となったミョンインは冷酷で周りから恐れられているが、愛のない結婚生活を送りながら事故で亡くなった初恋の人を今でも忘れられず愛し続けている』50代の愛を描いた作品でもあり、不倫といえば珍しくもないですが、熟年の純愛でもあり興味深く見ました。愛憎劇ではありますが割とさらりと見られたドラマです。このドラマを見て韓国の愛憎劇に嵌ってしまったのかなと思っています。
- 女の香り(韓国SBS) 2011年
イ・ドンウクとキム・ソナ主演の切ないラブストーリー。コメディと思いきや、目が腫れるほど号泣したドラマです。贅沢もせず生きてきたヒロインが突然余命わずかと宣告され、それまでの人生を見つめ直し懸命に生きるというストーリー。最初はともかく、毎回泣いていた記憶があります。キム・ソナ演じるヒロインのヨンジェが出だしから気の毒で・・。たくさん見てきた韓国ドラマの中でも泣くドラマとして印象に残っていますが、悲しいだけのドラマではありません。与えられた人生を悔いなくしっかり生きようというエールも感じます。イ・ドンウクの除隊後復帰作でもあり、演じる御曹司がだんだん変わっていくのも胸キュンです。医者役のオム・ギジュンが脇なんですが、すごくいい。ところで、どうしてこんな題名に?今も疑問です。
- 千日の約束(韓国SBS) 2011年
キム・レウォンとスエ主演、若年性アルツハイマーで記憶を失っていく妻と夫の悲しくも愛あふれるドラマでした。キム・レウォンの除隊後復帰作です。とにかくスエの演技力が光ったドラマでした。キム・レウォンの包容力のある大人の男、苦悩しながらも愛あふれる夫役も良かった。だからこそ余計に辛い。キム・レウォンが見かけだけでなく本当に実力のある俳優だと実感した作品です。同じようなテーマの映画で「私の頭の中の消しゴム」というのがありますが、それとは比べ物にならないほどリアルに描かれています。物語が進むに連れ痛々しいほどで、これも号泣作品。ソン・シギョンの歌う挿入歌「一度の愛」を聞くと今でも思い出して涙が出ます。
ということで、10作品を紹介しました。どれも名作だと思います。本当は心に残る作品はもっとたくさんあるのですが、今回はこの10作品にしました。昔のといっても10年くらいしか経ってないものもありますね、改めてそれしか経ってないの?と驚きました。人間の記憶とはあやふやなものです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。