コロナ禍で旅行もままならない今日このごろ、テレビで旅番組を見る機会が増えました。
私は特に旅行好きというわけではありませんが、若い頃は誘われればあまり断らず付き合うようにしていたので、国内では京都や大阪、草津温泉、箱根、佐渡ヶ島、男鹿半島、別府温泉・・結構旅をしているんです。振り返れば楽しい思い出が沢山あります。
でも半分連れられて行くせいか、その地をよく知らないまま、日本のどこにその地があるのかわからないままだったような気がします。情けない話です。
観光マップはじっくり見ても、日本のどこかはっきりわからない、知っているようで実は知らない・・こういうのまずいですね。旅の楽しさも半減だったと思います。
そこで今更ですが、日本地図帳(昭文社 グローバルマップル)を買いました。学生の時以来ですね、地図帳を見るのは。
地図帳で今まで行ったことのある場所を探すと・・へぇ〜こんな所まで行ったのねぇ、なんて感心したり、驚いたり、面白いものです。
地図帳には川の名前や、道路や電車、温泉、神社、お寺の名前まで載ってます。行ったこともない所でも、そこには誰かが住んでいて、毎日の仕事や勉強に頑張っていたり、子育てに追われていたり・・なんて想像するとちょっと不思議な気分。
先日グルメ番組を見ていたら、ヒマカジマという島が出てきました。日間賀島と書きます。映像ではのどかな島の風景が流れてました。聞いたことないし、どこ?
さっそく、地図で確認。愛知県知多半島近く、三河湾にある島でした。とらふぐやタコで有名な島だそうです。映像で見ても行ってみたいなと思いましたが、地図でみると・・私のところからはこの電車に載ってココで降りて、あ〜ここから船にのるのね。駅弁は何があるのかなぁ・・なんて、なんだか旅気分になるんです。これ私だけでしょうか?
まだまだ行ったことのない所がいっぱいあります。地図を眺めては気になったところを調べたりして、ほんのちょっとの想像もいれて旅にいったつもり。
勉強の道具くらいにしか見ていなかった地図帳ですが、私にとっては面白い読み物でもあります。想像力を駆使して楽しく旅をしています。