中国歴史ドラマ「明蘭－才媛の春ー」（原題：知否知否应是绿肥红瘦）の再放送が先週から始まりました。もうすでに2度見ていますが、大好きなドラマなのでもう一度。やっぱり見過ごしていた細かいところが鮮明になりさらに興味深く見ることができます。
韓国・中国・台湾ドラマ 明蘭～才媛の春～ ｜ BS11（イレブン）|全番組が無料放送
このドラマの舞台は中国の宋（北宋）時代、４代仁宗（1022～1063年）から５代英宗（1063～1067年）にかけてのこと、日本では平安時代後期でしょうか。官僚家庭の日常を通して描かれる人間ドラマです。
主人公は身分の低い側室の娘として生まれた盛明蘭（セイメイラン）。幼い頃からしいたげられ、父からの愛情も薄い中で育ちます。それでも賢い彼女はその境遇に耐え、生きる術を見出していきます。当時の女性の生き方、あり方を描くと共に、痛快でさわやかなサクセスストーリーでもあります。
主演の 趙麗穎（チャオ・リーイン）＝明蘭、馮紹峰（ウィリアム・フォン）＝顧廷燁 がこのドラマの放送後に結婚したことも大いに話題となりました。ドラマの中にも二人の仲の良さをうかがわせる部分が結構ありました。
このドラマは「琅琊榜（ろうやぼう）」の制作会社が手掛けたそうで、さすがに登場人物それぞれ丁寧に描かれていてドラマに入りやすかったです。
前置きが長くなりましたが、前半で私が注目していたのは斎国公家の御曹司、斎衡（字は元若）の朱一龍（チュー･イーロン）さん。武漢出身で北京電影学院を卒業。在学中にデビュー。1988年4月16日生まれ、身長180ｃｍ。ルックスもさることながら、演技に対する真摯な態度でも高評価を得ている俳優さんです。
さわやか過ぎて倒れそうです、私（笑）
ドラマでは明蘭に思いを寄せる若様役。前半はアプローチのぎこちなさやそのまっすぐな思いにドキドキさせられ、後半では家柄の重みを気の毒に思う反面、思い切りの無さにイライラさせられました。気持ちは熱いけれど、ちょっぴり気弱で優柔不断な面もあり一歩踏み出せない若様、好きでした。最後は落ち着ける場所を見出しホッとしました。私、斎衡には幸せになってほしかったし。
でも本音を言うと、明蘭に対してもうちょっと頑張ってほしかったなぁ・・。
