最近 SDGs(エスディージーズ)という言葉をよく聞きます。テレビでもこれに関連した番組が多く放送されています。今更ですが、勉強してみました。
SDGs(Sustainable Development Goals)は「持続可能な開発目標」と訳されていますが、そもそもこの持続可能な開発目標という意味がわかりにくい。
SDGsは2030年までの国際目標とされているものです。
地球温暖化や貧富の差など多方面で危機意識が高まっている中、世界中のすべての人々が豊かに幸福に暮らし続けるにはどうしたら良いのか・・地球の未来ために様々な問題をみんなで努力して解決しましょう、そのための目標がSDGsのようです。
こちらが分かりやすいかも。 SDGsジャーナル youtube
2030年ってもうすぐですね。 例えば東京大学のサイトで「地球環境危機を救う猶予は10年」という記事を読みました。以下抜粋。
レジリエンス(変化に適応する力)を持ち、安定的な地球システムの下、人類は過去約1.2万年間に文明を発展させ、今日の経済発展を謳歌してきました。しかし、現在の生活様式や経済活動を継続すれば、今世紀後半まで人類の繁栄を維持することはできない、と専門家や科学者は厳粛に警告を発しています。不可逆的な環境の壊滅を回避するために私たちに残された猶予は、実際には10年しかないと言うのです。
この危機感を共有したのが、クリスティアナ・フィゲレス前国連気候変動枠組条約事務局長(Global Optimism共同創立者)です。「我々が(地球の)未来に影響力を行使できるのは、あと10年しかないということをはっきり申し上げたい。恐ろしいことに、2030年以降、我々はプロセスへの影響力を失い、その後は何をやっても大して意味はない。(地球環境)は完全に制御不能に陥り、どんな手段を使っても無駄ということになります」と警鐘を鳴らしました。
これを見て恐ろしくなりました。10年後の私は・・それより子供のために孫のために、これから生まれてくる命のために考えなくてはいけません。
SDGs達成に向けて私も出来ることから努力したいと思いました。
SDGS 世界を変えるための17の目標は
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人々に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
そして169の具体的な目標があります。
じゃぁ、私に出来ることは何か?
今は普通になったエコバッグ、マイボトルを持ち歩く、節電、節水、紙パッケージの物を買う、プラスチックのストローを止めるとか。
例えば、国際フェアトレード認証マークのついている商品を選ぶことで、生産者と生産地域の経済・社会・環境の発展に貢献でき、これがSDGsの基本的な考え方につながっているそうです。このマークは知りませんでした。コーヒーやお茶、バナナ、コットンなどがあるようです。今度注意して見てみます。
また、ドイツの企業が開発したEcosiaという検索エンジンで検索すると植林に協力できると知り、興味を持ちました。さっそくスマホに入れてみました。
まだまだ私にも未来の地球のために出来ることがあるようです。勉強して少しでも貢献できればと思います。