ふくみみdiary

   一緒に楽しく

教科書って素晴らしい

だいぶ前の事ですが、甥や姪が中学・高校を卒業してもう捨てるばかりの国語の教科書をもらいました。実は卒業前から予約してました。

何故国語の教科書が欲しかったかというと、漠然と学びがギュッと詰まっているように思っていたからです。もう一度何か真剣に学びたいという欲求があったかも。

その教科書には書き込みやらラインマーカーやら勉強した?らしい痕跡も残っていますが、まだまだ十分読める。教科書にはいろいろな視点から集められた短編、小説の一部、詩、短歌、俳句、評論など幅広く網羅されていて、すごく面白い。それぞれの最後には解説や、著者の略歴なども載ってます。役目が終わったからと捨てるには何とももったいない。

私は本を買う時、どうしてもいままで読み慣れた好きな作家の物を選びがち。あまり冒険できない。でも教科書には色々な作品が、それもジャンルの違うものが一度に読める。これって新しい発見のチャンスです。自分の中の食わず嫌いを無くす手助けにもなる。

私、村上春樹さんが苦手ですが、確か甥の中学の教科書だったか・・「バースディ・ガール」という短編を読んで面白さと奥の深さに感動ました。ずっとこの人ダメと思っていたけれど少し見方が変わったかな。さすが日本を代表する素晴らしい作家です。

私が高校生のときの国語の教科書はどんなだっただろう?

そういえば、教科書は一般に買えるのでしょうか?調べてみると在庫があれば、教科書を扱っている本屋さん?等で買う事が出来るようですね。

今思えば、数学や生物、化学の教科書ももらっておけばよかった・・・。
ただ差し出す方にとっては抵抗感のあるものかも。自分の中身が見られてしまうような気もするだろうから。そう考えると国語の教科書を譲ってくれた甥と姪に感謝です。