私同様中国ドラマ好きの友人、彼女は辮髪が苦手らしく清朝が舞台のドラマはあまり見ないようです。
でも私は清朝時代の宮廷ドラマは大好き、辮髪もむしろ優雅に感じます。
もちろん女性のファッションに至っては隅々まで華やかで独特。靴（ハイヒール？）も興味深い。この靴では思いっきり走るなんて無理、当然ゆっくりとした歩みになるでしょう。長い爪を守るための爪カバー？とか、旗頭（大拉翅）という板状の髪飾りも。満州族ってなんだかおおらかでアイデアがすごいなぁと感じています。
さて辮髪・・・独特ですね。日本のちょん髷も負けてないですが。。
一口に辮髪といっても民族や時代によっても違うようです。良く知られているのは前頭部の髪を剃り後頭部の髪を長く三つ編みにするもの。馬に乗ることを許された男性の髪型だそうで、戦う時に髪が邪魔にならないように考えられたらしい。また戦いの時三つ編みを首に巻いて敵からの首への攻撃を防いだとも。
ドラマで見る辮髪はイケメン俳優に限らず皆似合っているように思います。先日までは 「宮廷の茗薇＜めいび＞ ～時をかける恋」 を見ていました。康熙帝の時代、皇子たちがたくさん出てきます。四皇子ではなく十三皇子が中心だったのが以外だったけれど、楽しく見終わりました。十三皇子の王安宇（ワン・アンユ）さんも四皇子の丁橋（ディン・チャオ）さんも辮髪姿かっこよかったです。
「宮廷の茗薇＜めいび＞ ～時をかける恋」 十三皇子＝ワン・アンユ ワン・アンユさんは毛筆の持ち方がとても美しい
もう一つ今見ているのは 「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」。乾隆帝の時代のドラマ。乾隆帝の霍建華（ウォレス・フォ）さんはもちろんとっても似合ってます、辮髪。
「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」 乾隆帝＝ウォレス・フォ
どの男優さんも辮髪のほうが男前に見えるような気がするのは私だけでしょうか？
あと、兵士や官僚がかぶる赤い紐がたくさんついた朝帽（頂戴帽）も夏冬2種類あるようで、いろいろ興味が尽きないです。
「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」 凌雲＝ジン・チャオ 夏用の朝帽
