【第16話】キラの帰る場所
母親にも失望したキラは零と一緒に暮らし始める。ずっと一緒にいたいと思う零はキラにプロポーズをする。そして、学校を休学しプロのレーサーを目指すと決意。ところが、幸せな2人の前にまたキラの義父が現れ、キラを取り戻そうとする。怒った零はキラの義父を殴りつけ窮地に立たされる。
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今回は、キラは零の部屋に泊めてもらうことになり、シャワーを借りているところから始まります。零は枕カバーを取り替えている。シャワーも独特だけど、枕カバーも派手と言うかなんというか・・・。キラは零からもらったブレスレットがなくなっていることに気づきあわてます。キラの叫び声に駆けつける零は目のやり場に困ってます。零ったらドキドキしてるのね、きっと。
キラは着替えがないから、零のシャツを借りたんですね、赤いチェック柄。女の子が彼の家に泊まるときの定番ですね。今日は隣人ケンちゃんの家に泊まるという零をキラが腕をつかんで止めます。
いかないで・・・
「俺も男だから・・・苦しめたくない。どんなに愛してもすることは同じ」という零に、「私を連れ戻して。もう一度16才の頃に戻ってやり直したいの ね? お願い」。こんな風にキラにお願いされたら抗えないですよねぇ。
そして、ついに2人は結ばれるのですが、このときの零がもう、ものすごく優しいです。
恐くないよ、目を開けて、ほらな・・・俺だよ。 俺だ・・・
キラはあんな目に遭ったから自分は汚れている、醜いと言い出します。それにも零は「今のお前は誰よりもきれいだよ」って・・。 (T_T) (≧∇≦*)キャー
キラ、相手が零で本当に良かったね。このドラマ初見のとき、この場面を見て仔仔はいつの間にこんなに大人になったのかしら?なんて思ったこと思い出しました。
次の日、晴美がキラのために着替えを持て来てくれます。このシーンは楽しいですね。零は晴美を部屋に入れたくないんだけど、晴美は興味津々。キラが服を着てるとか着てないとか・・・。
キラ服きてな~い!
零は仕事にも張りが出たみたいです。当然ですね、2人の楽しい生活ですから。キラは携帯電話を零にプレゼント。ようやく零にもすぐに連絡つけられるようになりました。
キラの用意したお弁当バッグはピンクのキティ柄。キラの手作りお弁当食べる零はうれしそうですね。今までこんな幸せなかったものね。平凡だけど心から暖かくなるような幸せ。零も少しうるうるしてますね。ここは台詞がないけれど長いシーン。手作りお弁当がうれしくって・・でもだんだん胸が熱くなり、涙が出てきそうになる・・・仔仔上手だと思いません?
キラは死んだお父さんの言葉を思い出し、年をとっても自分たちが生きた時代もキレイだったと思い出したいと話してます。零は穏やかにキラを見ているんですが、このとき零がプロポーズします。「これからは俺がお前の居場所になる。2人で家庭を作ろう」
こんなプロポーズ、ロマンチックだわぁ・・・
そして、2人は世界がキレイだと思えるようになりました。キラは今の時代もキレイと言い、零は学校がキレイだと気がついたと。こういう台詞で2人の心情を表す表現力ってすごいと思います。
早速、キラは晴美にプロポーズのことを報告しますが、その時偶然零と年上の女性が路上で話しているのを目撃して不思議に思います。夕食後そのことをさりげなく聞くと零は違うといいますが・・。そして逆に零から休学したと聞かされます。今までとは違い、真剣にプロのレーサーを目指したいからと。キラは、もちろんついていくと約束します。
学校で達也と晴美はキラの父親(義父)が零のことを調べていると友人から聞かされ不安を感じます。
零を訪ねて先日見かけた女性(椎名)がやってきます。キラのことを知っている様子です。彼女いわく、零の父親、崇之は息子から敬遠されていると。これにキラは反論します、零が崇之から愛されてないのではと。零はレースのため、キラとの結婚のために、崇之と縁を切りたいと申し出たようです。しかし、崇之は心配しているらしい、話を聞くうちに、キラは自分がイメージしていた零の父親と違うと感じます。崇之はどんな人か?と聞くと、可愛そうなほど不器用で哀れな人という椎名の答え。
彼女と別れて家に戻ると扉が開いており、そこにいたのはなんと義父!迎えに来たと言って、キラを追いかけます。
友人からの話に不安に感じていた晴美が零に電話。携帯電話あって良かったぁ。
キラには義父の魔の手が迫っている。こういうときに隣のケンちゃんはいないのかしら!屋上に逃げるキラ。バイクを飛ばす零。キラが追いつかれて捕まって、あ~っと思うと零が!義父を殴りつける零。これは当然ですよね。しかし卑劣な義父は、誘拐罪と傷害罪で訴えることもできると脅かします。下劣な言葉に恥を知れとまた零が殴りかかると、義父は柵の外に投げ出され・・・。この後のキラがスゴイですね。「消えてしまえ」って。
でも、零は留目を刺そうというときにふと桐島の言葉を思い出し、義父を引き上げ、そして2人は逃げ出します。
とりあえずホテルに隠れた2人ですが、零は守る力がない自分が情けないと自信を無くしてしまいます。そして、自分の父親には一切世話にならない、逃げつづけようといいます。しかし、キラはこのまま逃げたら零の夢や将来が台無しになってしまうと、一人置手紙をして零の元を去るのです。 (T_T) 愛している人が自分の為に夢まであきらめるということに満足する人もいるでしょう、でも、キラは自分の為に希望ある将来を台無しにするなんて耐えられないんですね。相手の幸せが自分の幸せ・・・でも、零はキラと一緒にいることが何よりも幸せなんだよね。本当にそれぞれの思いって複雑ですね。
零は自分が無力だと感じ、父親の力を借りることを決心して父の会社へ。あなたに頼る以外方法がない、自由にしてやりたい娘がいる、何でも言うとおりにする、バイクをやめてもいいと懇願します。バイクをやめてもいいという言葉に父親も・・・。
*好きなシーン
父に会うために階段の下で決心を固める後姿の零です。バイクをやめてもいいとまで決心した後姿、でもしっかりと前を向いてあがっていく零です。加油~~