ふくみみdiary

   一緒に楽しく

台湾ドラマ 戦神~Mars 15

【第15話】離れられない人 

キラは母親とともに辛い思い出の残る義父の家に引越しをした。キラの気持ちを理解できない零は一方的に別れを切り出し、また以前のように自堕落な生活を送るようになる。しかし、キラのことが頭から離れない。
キラは晴美に諭され、もう一度零に気持ちをぶつけようと零の帰りを一晩中待っていた。
零はキラが待っていたことを知り、駅へ駆けつける。お互いの気持ちをもう一度確かめ合った2人。しかし、翌日キラが一人家に残っていると、いつの間にか義父が背後に・・・

 

******

 

キラは義父の家に戻り、同じ部屋で暮らすようですね。辛いです。このことを零に話そうと思っていた矢先、零は浜崎君から聞いてしまいます。知らなかったのは自分だけと知った時、零はきっとやりきれない気持ちになったと思います。

俺はいったい何なんだ?!

学校では零とキラが別れたという話で持ちきりです。零はまた手当たりしだい女の子と遊びはじめます。実際に失恋したときなど、こんな風に気を紛らわすケースありますね。でも、後で全然意味なかったと後悔する。
キラに本当にこれで終わり?と聞かれて零はそのほうが楽だろ?といいますが、その後グサッとくる一言。

お前と会えてよかった。初めて夢中になった・・・

零がとっても寂しそう。キラ何とかしろ~と思っていると晴美が説教してくれます。

本当に好きなら、ぶつかってみなよ。
零を失いたくないならやるだけやってみなよ。

晴美に拍手!吹き替えでは「バカでもみっともなくても、零が好きなら全力でぶつかってみなよ」といってます。もう、本当に拍手なんだけど、なかなかそうはできない。取りすがって泣くなんてことも実はすごく難しいものですよね。でも、キラはこの言葉で目が覚めたようです。追いかける・・でもバイクには追いつけないよねぇ。そして、零の部屋にいってみたものの、零は夜遊び中でなかなか帰ってきてくれません。
でも、晴美と達也が夜遊び中の零に偶然会い・・
その後、ホテルから出てくる零を達也が待ち伏せしてます。零も達也には思わず本当の気持ちを吐露してます。

どうしよう。キラに会いたい。

達也に、捨てられたのは自分だと零は言います。零はキラに信頼されていなかったと感じ、すごく傷ついてしまったようです。達也と零の話の中に見かけがいい人はそれだけで信用されるというようなことが出てきます。それが嫌だと零はいいますが、やはり世間とはそういうものですよね?でも、それは最初だけ、それが全てではないはずです。
世間が認めてくれそうにない自分でもキラと一緒なら変われる思ったというのは、自分に自信を持って、本気で夢に向かって走れる人間に変われると思ったということでしょう。
達也はもう一度頑張れと励まします。世間なんて関係ない、一番大切なのはお互いの心にある、お前が守らなかったらキラはどうなる?と。達也、拍手!拍手!
ところでこの場面、2人でビール飲んでいますが、仔仔本当に酔っ払っているみたいに見えますね。(笑) いい演技?です。確かこのドラマでは飲んでいるビールは本物なんですよね。

 

零は傷心の面持ちで部屋に帰りますが、キラがずっと待っていたということを聞いて駅へ急ぎます。終電は行ってしまった後で、駅のシャッターが閉まるところ。がっくりする零の目の端にキラが映ったんでしょうね。キラはお財布忘れたから乗れなかったと。そうそう、学校では黒いバッグを持っていたのに、零を走って追いかけたときには持ってなかった・・・。どこへ置いてきたのか・・でも、お財布忘れて良かったよ~。このときのキラの複雑な表情・・大Sうまいです。
零の「男はみな同じか?」という問いかけにキラは

キスは樫野君が初めてなの。あんなにドキドキしたの初めて。あんな目に遭ったけどキスはしたことなかった。樫野君だから安心できたの。樫野君だからうれしかった。あなたがいたから、あの家に戻る勇気が持てた。
決めたの・・あなたのために自分を大事にするって。

女の子の気持ちがぎゅっと詰まった台詞です。零に抱きしめられて、キラを抱きしめて、いままであった壁が溶けましたよね。こういうときすごくお互いをいとおしく思うでしょう。

キラは新しい家で普通に生活をしているように見せて、実は心中はそうではないようです。もちろん義父を信用するなんてことはできません。そして、あろうことかまた魔の手が・・・
キラは逃げる為に傍にあった蝋燭立てで義父の頭を殴りつけます。
義父を殺してしまったと取り乱しているキラを零が落ち着かせようとします。キラの家に電話をすると母親がでて、義父は数針縫っただけで大丈夫だと。しかし、母親は「キラの過剰反応だ」という義父の言葉を信じたいといいます。そして、今日のことは誤解だ、昔のことはもう終わりにしたいと。母の言葉に驚き、悲しくて泣き出すキラを零はやさしく慰めます。
信じてもらえない悔しさや絶望感はなんとも言い表せないものですね。すごく自分が惨めに感じる・・。これはもう家をでる決心をするしかないですよね、キラも。こんなこと終わりにしたいのはキラのほうですもの!

この事件の間に達也が零の仕事先を再度訪ね2人がよりを戻したということを聞く場面があります。昨日の今日だから達也もビックリデスよね。でも、達也って本当に零のことよく理解していますね。本当にいい友達!こういう人がいるから零も安心ですね。
この回はなんといっても晴美と達也が大活躍でした!

*おすすめシーン 

キラと別れてからキラに「あの子とデートするって聞いた」と言われて寂しそうな零です。泣きたい気持ちだろうと思います。このシーンでは少し目が動くところが気持ちの動揺を表しているように見えます。