ふくみみdiary

   一緒に楽しく

台湾ドラマ 戦神~Mars 14

【第14話】砂の城

キラは零に隠していた義父との過去を話す。キラはもう零とは駄目になったと涙ながらに晴美に報告。しかし、翌日授業中に突然やってきた零はキラを連れて海へ向かう。
零はキラに2人ならどんなことも切り抜けられると話す。そして2人の心は今まで以上に深く結びつく。ある日、キラは桐島を心理療育センターに訪ね零にすべてを告白したことを告げる。
桐島は幸福は誰かの不幸の上になりたつもので、まやかしにすぎないとキラに反論。
桐島の言葉に不安を感じるキラ。そして、母親が退院することになり、義父と再会することに。

******

キラは義父から受けた性的虐待、そして義父に対する憎しみを零に話します。零に知られてしまうなんて、絶望に近い気持ちだったと思います。キラが帰った後、零も涙を流してます。どんな気持ちだったでしょう。キラの苦しい心を思って涙がでたんだろうと思います。
キラはその足で晴美に会いに行き、零とは駄目になったと告げます。普通はそう思いますよね。許すとか許さないとかではなく耐えられないに違いないと思うから。
翌日、授業中突然零が現れ、キラの腕を取って連れ出します。授業よりも大切なことなんだと。向かった先は海。てっきり別れ話だと思うキラですが、零は諭すように話し始めます。こんなに正直に自分の気持ちを伝えるのって勇気がいりますよね。でも、相手の気持ちを思うと、はっきりと言葉に出さなくちゃ。

「レイプしたことないし、女でもないから正直言って俺にはよくわからないけど・・・。早く忘れろなんて言わない。それができないことは俺にもわかる。忘れろなんていうのは無責任過ぎる。これだけは覚えておいて、お前が何をしたとしても、たとえどんなことがあったとしても、俺の心の中のお前は永遠に変わらない。お互いに苦しみを経験して、ようやく出会って、心が通じ合ったんだ。だから、俺たち助け合おう。2人ならどんなことでも切り抜けられる」

このとき、入学して早々にキラが鍵を排水溝に落としてしまった時、零が拾ってくれたという思い出話が出ます。零は全然覚えてなかったみたいですね。キラは「恐くない男の人は樫野君が初めて」といいますが、このときすでに零は恐くなかったようですね。
2人は子供たちと一緒に、浜辺で砂の城を作ります。明日は壊れてしまうというキラに、零は壊れたらまた2人でつくろうと優しく言います。
この砂の城ですが、超大作です。原作にある城と同じ形だとか。私は原作を見ていないのでわからないのですが、このドラマはこういうところにすごくこだわって作られているようです。

その後、キラは桐島に会いに行くんですが、なぜでしょう。やっぱり、秘密を話してもなお、2人は大丈夫だと言いたかったのかしら?でも、反対にまた嫌なことを聞かされてしまいました。キラが自由になれたのは母親が幸せをあきらめたからだと。
その後、零、達也、キラ、晴美、4人で楽しく海で過ごすのですが、キラが家に帰るとそこには義父が来ています。
母親からは「もう限界で誰かに頼らずにはやっていけない」と相談され、キラも思わず、桐島の言葉を思い出しますね。
しかしこれは、いきなりだから残酷です。こんなにおびえている娘を前にして、このお母さんの言動は信じられない。やり直したいのなら、2人で始めればいい。キラを巻き込むのは間違いですよ。キラもいくらでも他に選択肢があると思うのですが。もちろん真っ先に零に相談すべきですよね。2人で切り抜けようって話したばかりなんだから。なんで晴美も私のところにくればいいと言わないのかなぁ・・・。達也の意見がもっともです。零じゃなくても怒る!私も怒りますよ、これは!
やはり、お母さんを気遣ってこうなったのでしょうか、一緒に引っ越すことになりますね。
もう、ありえないことだわ!お母さんもよくあんな事した人とひとつ屋根の下で暮らそうと思いますよね、嫌悪感はないの?

*好きなシーン

 4人で海に遊びに行った帰り、キラを送ってきて別れ際の零です。すごく満ち足りている。このときは零からおねだりをして、キスをしてもらいました。キラに「我愛你」って言ってましたね。こんなに幸せなのに・・・