ふくみみdiary

   一緒に楽しく

台湾ドラマ 戦神~Mars 4

今回は達也が大活躍です。達也を親友に持つ零は幸せな奴です。
でも、零がいなかったら達也もキラと付き合うチャンスがあったかもしれないのにね。
いや、運命にタラ、レバはないんですよね。

 

【第4話】 彼が好き   ネタバレしてます

達也は零を殴ることでキラへの思いを断ち切り、不器用な二人にエールを送ることに。しかし、零はキラから離れようとする。達也は零の態度に傷ついたキラを追いかけ、気にするなと励ます。もっと自分に自信を持って頑張れと。
その夜、達也は零の部屋を訪ね、愛だけだなくお前の勇気がキラを幸せにすることができると諭す。
零はキラの美術部の先輩倉沢から絵のモデルを頼まれますが、倉沢の絵はきれいなだけで感じるものがない批判。興奮した倉沢は零をゴミと罵倒する。キラは、倉沢の言った言葉に傷ついたのではないかと図書館にこもっている零を心配が、零はキラのいうことに耳をかざず、自分はゴミでいることが好きなんだとうそぶく。
ある日、新聞で展覧会に入選した倉沢の絵を見た零は激怒。その絵はキラの母子像とそっくりだった。零は倉沢を殴りつけ暴れ、一週間の停学処分に。
そしてこの事件を聞きつけた番長?浜崎に呼び出され・・・

 

達也って本当にいい人です。こんな人なかなかいないです。キラのことが好きなのに自分では彼女を幸せに出来ないと・・・辛いですね。
零の仕打ちに傷ついたキラに達也は、零を好きだと言わなければ、自分はあきらめないと迫るシーンがあります。キラの気持ちを確認しないと自分の気持ちを整理できなかったのか、それとも零のために、キラのためにも2人をこのまま終わらせたくなかったのか。
「彼のことが好き。樫野君が好きなの。彼の強さが好き、彼の無関心さが好き、話をわかってくれる彼が好き。でも彼を好きになるなんて、太陽を好きになるのと同じよ!」キラは最後泣いちゃってますね。
その言葉に達也は「零には初恋かも知れない」といいます。この言葉、効きますね。キラとは本気だと言っているわけですから。「あいつは変わった、君が変えたんだ」
この後、達也はまたランニング・・・すがすがしい顔して走ってます、これまでのキラとの思い出を思い出しながら。私には一番泣けるシーン。切ないよ~。

それなのに零はキラに少し冷たい。達也のことを思ってというより自分に自信が無いのでしょう。キラにふさわしくないと思っている。零もキラのことを本当に好きだから考えすぎてしまうのですね。でも、美術室で「つながりが切れてしまうのが怖いからまだ母子像を描いてない」というキラに、「つながりはここだけじゃないだろ」と零が優しく返して一件落着?
キラももうすっかり普通に話ができてますね。キラもすごく変わった、零のおかげで。

 

ドラマには名台詞と言われるものがありますが、このドラマにもたくさんあります。こういう台詞は原作のコミックにそのままあるのでしょうか?原作をちょっと読んで見たい気もします。

 

新聞に載っていた倉沢の受賞作品がキラの母子像とそっくりだったのをみて、みるみる顔が怖くなっていく零。顔の表情だけの演技ですが、仔仔よく表現できていると思います。もうひとつ捨てがたいシーンは、立川先生から停学処分を言い渡されますが「本当の理由は他にあったんだよな?」と先生に聞かれ振り返る零です。すごくきれいな零です。
立川先生がいてくれるおかげで、私はなぜだか安心してこのドラマみていられるような気がします。零のことを信じてくれる大人のひとりだから。