ふくみみdiary

   一緒に楽しく

台湾ドラマ 戦神~Mars 2

零とキラは急接近!恋というのは突然やって来て、心の中で勝手にどんどん大きく広がってしまうものです。厄介です、だからこそ楽しいのですが・・・

 

【2話】効かないブレーキ    ネタバレありです。

零は母子像のデッサンをキラに返す。デッサンを欲しいという零にキラはできあがった油絵をあげることを約束し、そのお返しに零はキラを守ってやると約束。更に零は絵のモデルになることを承諾する。
零は英語の授業でキラにセクハラをした教師をやり込め、屈辱を味わせる。その日、零のバイクのブレーキに細工がされ、あわや大事故に。零は犯人の英語教師を脅かし、結局この英語教師は学校を辞職する。
零とキラの仲に嫉妬する晴美はキラを屋上に呼び出していじめる。一方、零は達也からキラに対する態度を改めるよう忠告され、達也のキラへの気持ちを知るのです。
しかし、服をはがされ、屋上で小さく隠れているキラを発見した零はバイクに乗せて家まで送る。晴美の思惑とは裏腹に、達也の気持ちをよそに、2人は更に近づいていく。

この回では冒頭部分で零が心に抱えている「何か」がとても重くて暗いものだとわかります。キラもなにか恐ろしい過去を引きずっているようですし、二人にはそれぞれ不幸な過去があるんですね。
零は今までキラにあったバリアを次々に壊していきます。英語教師をやり込めた後の「Give me five」もそうですが、血の出た指をなめちゃったり・・・。男の人と話すことも上手くできなかったキラですし、過去の記憶からも男性とのスキンシップなんてとんでもないことだったはずです。でも、キラにも次第に表情が出てきます。こんな様子を見れば晴美のあせる気持ちもすごく良くわかります。キーってなりますよ、だからといってあの陰湿ないじめはいけませんが・・・
達也も切ないですねぇ。キラがどんどん変わっていくのがよくわかるでしょうから。ずっとキラのこと見ていたんですものね。でも、人の気持ちは自分の思うようにはいかないし・・・。
キラが零に送ってもらい、レーサージャケットをいとおしそうに眺めるところ、言葉はないけれどきちんと気持ちが伝わってきます。心の中に零がどんどん入ってきている感じです。

『この世界はあなたを不公平に裁き、あなたも自分のやり方で世界を裁く。誰もあなたを信じなくても、私は信じている』
効かないブレーキ・・・心のブレーキが効かなくなっているんですね。
*好きなシーン
零がバイクでトラックの下をくぐっちゃうところ。ヘルメットが外れるところがヒヤッとします。ハラハラする場面でもありますが、カッコよさが際立ってます。それにしても仔仔、こんな長髪が似合うとは思いませんでした。