ふくみみdiary

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2009年 五星大飯店の結末

この記事は私が中国版DVDを視聴後に書いたものです。2009年4月19日にニフティココログブログに書きました。

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2009-04-19の記事 (画像は新浪さんより)

CS、BSフジテレビで放送していた「五星大飯店」はご覧になっていましたか?最後までご覧になった方はどんな感想をお持ちでしょうか?
オリジナルの中国版は、結末が日本版と違います。日本人の好みに合わせ新しい結末を用意したということでしたが、オリジナルではドラマが長すぎるのでそうすることになったのかも知れません。
私は始めに中国版をみて、えっ!こんなところで終わっちゃうの?とかなりモヤモヤを残したままになってしまいました。しかし、日本版を見てあ~こういう風になっちゃったんだと、ありきたりになっている結末に少々残念な気がしました。
このドラマの結末を日本向けにもう一つ作ると聞いた時は主要人物が何人かで取り直したんだと思ってました。あんなに大掛かりに別バージョンを作るって思いも寄りませんでした。

 

中国版の結末を書いてみようと思いますが、ネタバレ必至なので注意してください。

どこから書いたらわかりやすいか悩みましたが・・・ユーロンが裁判終了後、実家に帰ってしばらく過ごし、やはり夢を捨てきれず銀海に帰ってきたところからお話します。日本版と重複している部分があります。

ユーロンは銀海に戻って、当時住んでいたアパートに戻るとそこには杖で体を支えるヤン・ユエが待っていました。
その後ユーロンは万乗ホテルに再び戻り、1年間の試用期間付ながらランドリー係の仕事に就けるようになりました。ホテルの仕事が終われば、車椅子のヤン・ユエを仕事先まで迎えに行き、家まで送り、必要な世話をしてホテルの宿舎へ帰るという毎日です。ユエの病院にも付き添い、医師からリハビリをしっかりすれば歩けるようになるかも知れないと診断され希望を持つのでした。

情人節の日、ユエは職場の同僚が恋人からプレゼントをもらい楽しく話す輪の中にも入らず、黙々と仕事をしています。ユーロンには今日は残業になるので迎えに来なくてもよいと電話し、遅くまで仕事を続けます。仕事を終えたユーロンはふと花屋でキレイな赤い薔薇を見て1本買い、やはりユエを迎えに行くことにします。ユーロンはユエを家まで送り薔薇をプレゼントだと差し出します。
「どうしてくれるの?」「別に・・・花がとてもきれいだから」「何でもないのに花をプレゼント?」「何でもないと花をプレゼントしちゃいけないの?」「どうして薔薇なの?」「薔薇は駄目?」
ユエから薔薇は愛の花だからむやみに贈ってはいけないといわれ、仕方なくユーロンは薔薇を引っ込めてしまいます。自分の気持ちに反して薔薇の花を拒否してしまったユエはさめざめと涙を流します。「今日だけは隠れていたかった」「どうして、そんなことない」。
ユーロンは「365日毎日が自分のもの。一生懸命生きてきたじゃないか」ともっと自分に自信を持ってと励まします。「あなたはいつも私に幸せをくれる、感謝している」というユエをユーロンは「君はいつも僕を助けてくれた、それなのに感謝の言葉もいわなかった」と抱きしめるのです。

ユエはユーロンとともにリハビリに励み杖を使えば歩けるようになり、だんだんと明るさを取り戻していきます。ある日ユエはもう少し大きな家に引っ越したいと言い出します。2部屋ある家に引越し、ユーロンとシェアするのはどうかと提案します。ユーロンはお金がないし、今のところホテルの宿舎で満足しているし、結婚もしてないのに可笑しいだろと断りますが、なんとなくユエに言われるがまま一緒に住むことに。
その後ユーロンはホテルのバトラー試験に合格し、無事に再びバトラーの職につきます。仕事も順調で充実した毎日を送るユーロン。

 

ある日ユエに結婚式の招待状が届いています。友達は皆結婚してしまったと寂しそうなユエは結婚はあきらめており、賑やかなところは苦手と式には出席しないと言います。そして、自分は出来ないことをあれこれ夢見るのが好きだと語るのです。ユーロンがどんな夢?と聞くと、前のように自由に歩くことと話すユエ。結婚するのは大学時代の親友だと聞き、必要なら付き添うというユーロンに、もう縁のないようなものは見ないと自分に言い聞かせてるというのです。
ユエの言葉噛み締めるように聞いていたユーロンはテーブルを立ち、キッチンで背を向けながら言います。「僕たち結婚しよう」と。

結婚に向けて進みだした毎日。ユエの顔にも本当の笑顔がもどっています。
ユーロンは姉に問いただされます。「両親も心配している。早く決めすぎてはいない?ちゃんと考えたの?自分の人生を大切に考えるべきよ。ちょとでも彼女に同情の気持ちがあるのなら、結婚すべきじゃない。真実がモットーだったでしょ」「こんなに大事なことを急いで決めることはしない。僕のせいでああなったんだ。彼女の気持ちにすごく感謝している」「本当に彼女が好きなの?」即答できないユーロン。「彼女はすごくいい人、心が広いんだ。僕は心の広い女性が好きだよ」

一方、北京からやってきたユエの両親にも・・・。「体に障害のあるユエとの結婚はよく考えて決めたの?もう一度よく考えて欲しい、結婚しないということになっても咎めはしない、でも結婚すると決めた後は気が変わったとか、嫌いになったでは済まされない。もう二度とユエに傷ついて欲しくない」「彼女は僕が必要な時にいつも助けてくれました。感謝しています。彼女に何が必要かわかっています。幸せにしたいんです」

全てが新しい生活に向けて動き出しました。
幸せな気持ちでいっぱいのユエがユーロンの部屋の掃除をしています。その頃ユーロンは新しいVIPを迎える準備をしています。
ユエはユーロンのベッドの下から箱を見つけます。中を開けてみるとそこにはトウトウとの思い出のリストバンドと2人が仲良く写った写真が丁寧に納められていました。
ユーロンはVIPにルームサービスのお茶を運びます。ドアが開き、そこにいたのはアーポン。驚いたユーロンは部屋の奥に目を移すと・・・そこにはトウトウが・・・・。

 

The end.

 

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中国版は結末というより、さぁ皆さんはこれからどうなると思います?といわれているみたいで(笑) 続編が出来てもいいような終わり方でかなりモヤモヤでした。
でも日本版を見てから、私は中国版の終わり方の方がよかったなと思いました。日本版ではこうなると決め付けられてしまったみたいで・・・。
中国版ではトウトウは消えてしまってから、まったくユエのことやユーロンのことを考えなかったのか?と疑問に思っていました。トウトウは自分のことばかりで気に入らなかった部分もありました。日本版で種明かしみたいな感じですね。
日本版では前向きで強いユエも中国版では全てをあきらめて寂しい女性、でも意図せずともそれがユーロンを自分のほうへ引き寄せてもいるわけで、これまた気に入らなかった。
中国版でもユーロンはトウトウをすっかり忘れてしまったわけではないけれど、1年近くユエとすごした日々は少なからず彼の心にもそれまでとは違う感情を芽生えさせていたかもしれません。でも最後までユエを愛しているとは言わなかった。だから本当にこれでいいのか?ってイライラしました。ユーロンには仕事の運は良いけど女難の相が出ていたかも。優しすぎるというもの問題ですね。

うまく書けたがどうか心配ですが、皆さんはこの後どうなると思いますか?