ふくみみdiary

   一緒に楽しく

台湾ドラマ 戦神~Mars 20 最終回

【第20話】 MARSの光

零とキラの結婚を祝って仲間がが集まっている。ウェディングヴェールを贈られ、幸せそうなキラ。零は買い物途中、再び桐島に出会う。桐島の孤独はさびしいという言葉にだまされ・・・。なかなか帰らない零を探しに行った達也は置き去りにされたバイクを見つけ、そして路地に倒れている零を発見する。

零とキラのために仲間がアパートに集まってにぎやかです。隣のけんちゃんも参加ですね。みんなからキラにウエディングヴェールのプレゼント。晴美が選んだそうです。思わずキラは泣きだしてしまいますね。キラはたくさんの友達に祝福してもらえることがともてうれしい。孤独でいた時間が長かったから。

零は桐島に再会します。桐島の様子がいつもと違うのでついだまされました。うその涙に思わず反応してしまったんですね。こんな子供だましのうそにやられるなんて・・・!孤独が怖いという桐島を慰めようとそばによると、いきなり刺されてしまいます。桐島は躊躇なく刺してますね。待ってましたとばかりに。さらにナイフを振り回して零に襲い掛かります。零もだまされたと気づくのが少し遅かった。得意になっている桐島を零の言葉がさらに刺激して、零は再度刺されてしまいます。
零は必死に立ち上がろうとしているのですが、立ち上がれません。そして倒れる前にキラの名を・・・。

このシーンでは仔仔迫真の演技です。意識が朦朧とする中、ゆっくり足を前に出し、必死に踏ん張って立ち上がろうとするこの演技。この演技を初めて見たとき仔仔が只者ではないなと感じたこと思い出しました。このドラマのなかでは仔仔はアイドルではありません、立派な俳優ですよね。

キラは自分を呼ぶ声がしたのに零が帰ってこないことに不安を覚え、達也が探しに行くことに。達也は零のバイクをコンビニの前で見つけ不審に思います。そして、路地に血だらけで倒れている零を見つけるのです。
病院にかけつけるキラに零が危篤状態だと話す達也。手術室いる零に会えないキラは「一番近い存在なのに」と泣き崩れてしまいます。 

気がつくと崇之が来ています。崇之はキラに聖が死んだときのことを話します。聖が死んだとき、零はショックで自ら記憶を消してしまったこと、崇之が療養所に相談し零に新しい記憶を植えつけたこと。零の記憶が断片的なのはこのせいのようです。零を守るためにいろいろ悩み、考えてしたこと。崇之は零を実の息子として愛しているかどうかはわからないが、ただ失いたくないと言ってます。実子ではないからつい考え過ぎてしまうんでしょうか。ただ失いたくない・・という気持ちは立派な愛情です。そうだとわかっていても、実子だったらもっと違う深い感情があるのではないかと思ってしまうんでしょうね。

キラは聖の亡霊を見ます。手術室に入っていく聖を必死に止めるキラ。
一方零は気づくと病院の屋上の柵の外に立っています。聖が零に手を差し伸べ・・・その時キラの声がして・・・「一緒に帰ろう」キラの伸ばした手を零がしっかりと握って・・・目が覚める。よかったぁ!助かりました。キラの愛情が勝ったみたいですね。

零はすっかり回復したようです。崇之と二人でベンチに腰掛けて・・・。零の親を気遣う暖かい言葉で崇之も涙ぐみます。零が優しい目でお父さんを見ています。もう零も十分感じているんですね、父親の愛情を。これからは仲良くやっていけそう。

会社の崇之の部屋にキラの描いた零の肖像画が運び込まれます。この時、入籍してから1年たってるみたいです。しきりに子供はどうしたと聞いてますね。双子でもいいって。孫は目に入れても痛くないって言いますものね。崇之も零も幸せな毎日のようですね。 大切な人がそばにいて、元気で笑って・・穏やかに過ごせたら幸せですね。
そしてキラは父子の絵を描こうとしています。
いままで聖を理解していなかったという零に、キラは聖の遺書を見せることにします。零は聖の遺書を読んで、どう感じたのかしら?死に急いで馬鹿だといってます。そうですよね誰にでも未来はあるのに。遺書を燃やしながら、煙がしみたのかな?聖のこと思い出しているんでしょうね、涙ぐんでますね。それとも自分の心が解放されたから? 聖も一人で悩まず、誰かに打ち明けていたらよかったのに・・・

達也と晴美はカフェをやっているみたい。零のレース放送を見ようとなぜか四苦八苦。
バイクの世界に戻った零は本当に、生きて走れることが楽しそう、そして幸せそう。
レースの前の零はキラにいいます。
「いつか世界が終わっても、それまで走り続ける。キラ、ついてきてくれよ」

桐島は療養所です。まだ重症のようですが、クレヨンを握ろうとして・・・
誰にでも、明るい未来はあるはず・・。

 

「MARS 人々の悲劇を救う暗黒のヒーロー 」 零は今どこで走っているのかな?

*おすすめ 

最後にレースに出る前のライダースーツの仔仔です。
すっごくきれいです。惚れ惚れしますね~ (*^_^*)

台湾ドラマ 戦神~Mars 18

【第18話】零の記憶

 

キラは絵に隠されていた聖の遺書を読み、聖の心の中の叫びを知る。一方零は肖像画の母を見てところどころ記憶が蘇ってくる。そして心理療養センターを訪ね、母の死の真相を知る。

キラは崇之から、零の実父「暁彦」のことを教えてもらう。暁彦はバイクのレースで亡くなっていたのだ。そして、零は崇之との約束どおり会社を継ぐべく猛勉強を始めるが・・・

キラは聖の遺書を見つけ思い切って読み始めます。そして、聖の死の理由が零の思っているようなことではないと知ります。

聖は自分の中の残酷さ、邪悪な面に気付き、自分が恐くなったんですね。そして、成長するにしたがってだんだんと自分から遠ざかる零とずっと一緒にいたいが為、零の心に確実な傷跡を残すような結果を選んだ。本当に怖い人です。

聖だからこそ、興奮もせず淡々とこんなことを考えたんですね。そう考えると、余計怖いです。零は聖の計略通りにずっと苦しんできた・・残酷すぎます。

一方、母の肖像を眺める零に、母の手が伸び零の首に迫っていきます。零の心の中には、母への怖い記憶があるようです。そして少しですが幼い頃の記憶が蘇ってきています。

零は母を担当していた医師がかつての自分の担当医だったことを思い出し、心理医療センターへ向かいます。

そこで、先生から当時の母の病状について、崇之の葛藤について聞くのです。母の子供に対する愛情は異常で、心配した崇之は零と聖を守るために母を入院させました。しかし、入院後は病気がますます悪化して・・

それでも崇之の苦悩を理解するにつれ落ち着きを取り戻し、病状も好転してきた矢先自殺をしてしまったのです。

零は話を聞き、結局母は崇之も零も聖も捨てて、死んでしまった男を選んだんだと考えます。崇之への誤解は解けていきそうです。

崇之は妻の死のショックが大きく、子供をアメリカへ送ることも先生が提案したとか。
崇之は妻、弟、そしてもちろん零と聖のこともとても愛しているんです。なのに、誰にもその思いは理解されず、何年も苦しんできました。本当に気の毒な人です。長い間辛い思いをしたのだから、これから幸せと感じる日々があっていいはずです。

その頃、キラは崇之とゆっくりと話しをする機会を持ちます。崇之は聖が絵が好きだったのは母親に似たからだと、母親は刺繍が好きだったと懐かしそうに話します。崇之の顔を見ると2人に対する愛情が分かります。

キラはつい「零は父親似ですか?」と聞いてしまいますね。他意がないことは崇之も分かります。崇之は零は父親似だと言い、実父の暁彦の思い出、そして自分の胸のうちを話し始めます。

正直にキラに話してます。暁彦が死んだ後、残された二人の子供を自分の子として育てられるか不安だったこと、暁彦を恨んだこともあると・・・。

暁彦はバイクレースで命を落としました。だから、今では唯一の肉親である零が同じようにバイクに夢中になることに恐怖感があるんですね。気持ち分かります。彼の周りではたくさんの愛する人が亡くなって、もうこれ以上は耐えられないでしょう。

それにしても、崇之にはキラが女神に見えると思います。 こんな風に心穏やかに話が出来る相手は家の中にはいなかったし、そして何より零を連れ戻してくれたのですから。

迎えに出たキラに零は先生と話して気持ちが落ち着いたと話します。ここで自然と手をつなぐのいいですね。
「ずっと手をつないで歩けたら幸せ」

キラは崇之の援助と計らいで大学へ戻ることになりました。一方の零は父との約束を果たすため、経営学の勉強を始めます。

崇之に対する気持ちも変わってきたようで、「オヤジの顔をつぶせない」なんて言ってます。スーツでバシッと決めて崇之のようなシブイ男になるつもりらしいです(笑)
しかし・・・知恵熱 (>_<)

頭を冷やしてくると出て行った零を探しに行くと、彼はバイクの練習を楽しそうに眺めているのです。
この場面は涙がでちゃいますね。キラでなくても零がとても愛おしくなります。自分の思い通りに生きられる人は少ないと思うけど、夢を取り上げられるのは悲しいです。 この場面の大S、上手に演技してますね。

 

*好きなシーン

スーツ姿に戸惑う零です。鏡に映る自分を見て、これが俺なのか?と違和感を思っているはずです。 こういうチョットした表情、上手いなぁ。